アフロビートからサンバホッキまで、黒いグルーヴが渦巻くパーティ「サファリ・ア・パウリスタ」

8月30日（金）、サンパウロ市Santa Cecília(サンタ・セシーリア地区)にあるBoteco Prato do Dia（ボテコ「プラット・ド・ジア」）にてパーティ「Safári à Paulista　サファリ・ア・パウリスタ」が開催される。

このパーティは「Safári　サファリ」と「Virado à Paulista　ヴィラード・ア・パウリスタ」というふたつのパーティが合体したもの。

「Safáriサファリ」は漫画家、イラストレーターとしても知られるMZK（エミゼーカー、写真上）と、RamiroZ（ハミロス）という2人のDJが2004年ころにスタートした、70年代のアフロビート～ラテンビートを中心としたパーティ。

「Virado à Paulista　ヴィラード・・アパウリスタ」はDJs Paulão（DJパウラォン）、MZK（エミゼーカー） 、Magrão（マグラォン）の3人によるパーティ。ソウル、ファンク、ダンスホール、サンバホッキ、ブラズーカ、ヒップホップ、アフロビート、クンビア、カリンボー、フォホーやバイアォンなど、黒人音楽の要素を持ったグルーヴがすべて交わったパーティ。写真上は7月に開催された「ヴィラード・・アパウリスタ」のフライヤー。

どちらのパーティもボテコ「プラット・ド・ジア」で開催されていて、かけるのはアナログレコードのみ。両パーティにMZKがかかわっていることから合体パーティが誕生した。パーティのフライヤーのイラストもMZKが手掛けている。

ボテコ「プラット・ド・ジア」
Boteco Prato do Dia
Rua Barra Funda, nº 34 – Centro
CEP: 01152-000 – São Paulo/SP

（写真提供／MZK、文／麻生雅人）