バルバッコア、表参道店が2014年に20周年。11月には渋谷店もオープン

2013年 08月 26日

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シュハスカリア「Barbacoa バルバッコア」は、本場ブラジルスタイルのバーベキュー料理と種類豊富なサラダバーを楽しめる本格的なシュラスコ(シュハスコ)料理専門店。1990年にブラジル・サンパウロに誕生して、現在、ブラジル国内に関連店舗を含め全7店舗が営業されている。

ブラジル国外ではイタリア・ミラノにも店舗があるが、日本へは1994年に表参道に上陸。2007年に新丸ビル店、2008年に大阪・心斎橋店がオープンしている。2013年11月上旬には、渋谷公園通りにあるヒューマックスパビリオン7F に渋谷店がオープンする予定だ。

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バルバッコアの店名の由来は肉の焼き方だという。その昔、中南米で、燃えている炭や熱い石と一緒に羊や牛の肉を土に埋め、蒸し焼きにして食べる習慣があったそうだが、その調理方法を現地語で「バルバッコア」と呼んでいたのだという。

2013年6月30日に19周年を迎えた表参道店は、入店すると、すぐに多くのサッカー選手のサインが飾られているのに気づく。日本人や日本で生活しているブラジル人はもちろん、来日したブラジルの著名人たちにも人気が高いということだ。

表参道店の総支配人フラビオ氏は「ブラジル大好きコミュニティー」を広げることを目標に、バルバッコアを「ブラジルのグルメ大使館」と位置づけ、 いろんな国籍の人々が交流できる場にするために務めてきた。同表参道店が、日本でシュラスコを食べるならここ、と言われる名店に育ったのも、フラビオ氏の、そんな経営理念があったからこそかもしれない。

シュラスコランチは、2時間で肉、サラダバー、デザートバーの食べ放題に、ソフトドリンクが1杯ついて3600円。コストパフォーマンスも問題なし。美味しい肉と新鮮な野菜をがっつり食べたくなったら、迷わず足が向いてしまう。

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バルバッコアでは、牛肉、豚肉、鶏肉、野菜などを長い串に刺し、シュラスコマシーンと呼ばれる特注のオーブンで、ゆっくりと回転させながら焼き上げる。味付けは 主に岩塩だけ。肉からは余分な脂分も落ちるため、肉本来の味が楽しめる。

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肉はしっかりと味付けがされているが、気分を変えたければ、用意されている二種類のソース、何種類ものスパイス類を使ってみるのもいいだろう。スパイスはサラダバーのコーナーにある。

バルバッコア・ファンなら必ず食べるという焼きパイナップルも、本当にお薦めだ。フルーツに火を通す料理にあまり馴染みがない方も、この店の焼きパイナップルはぜひ試してみてほしい。

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また、肉料理の専門店でありながら、バルバッコアはサラダバーが美味しいことでも有名だ。筆者には野菜好きの友人が多いのだが、彼らにもこの店のサラダバーは、新鮮さでも質でも、大評判だ。特にパウミット(ヤシの芽)のサラダの山盛りは鉄板。

ちなみに9月7日から池袋のサンシャインシティで開催される「Festa do Brasil」にも、9月14日~16日、21日~23日の各3連休に、バルバッコアの出店が予定されている。まだバルバッコアを体験されていない方も、本格的なシュラスコを味わう絶好のチャンスだ。

http://www.barbacoa.jp/

(文/加藤元庸、写真提供/バルバッコア・グリル)