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カランジルー刑務所の虐殺から21年。
警察の暴力廃絶を訴える集会にアマリウドさんの親戚が参加

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10月5日(土)、ブラジルの新憲法発布(1988年10月5日)から25周年を迎えたこの日、社会運動団体、人権団体が集会「記憶、抵抗:虐殺の終焉まで」を開催したとAgência Brasilが報じている。

集会が行われたのは、カランジル刑務所跡地に作られた若者公園。かつてこの場所にあった刑務所は、21年前に虐殺事件が起きたことで知られている。

1992年10月2日、定員を超える囚人を収容するなど劣悪な環境下にあったカランジル刑務所で暴動が発生。鎮圧にあたった軍警察によって受刑者111人が虐殺されるという事件が起きた。当時、虐殺を行った機動隊を指揮したサンパウロ州軍警察のUbiratan Guimarães ウビラタン・ギマランイス大佐は裁判で懲役632年を言い渡され上訴していたが、2006年に不可解な死を遂げている。

刑務所に通っていたボランティア医師Drauzio Varellaドラウジオ・ヴァレーラが内幕を記した記録をもとに劇映画も作られている。映画「カランジル」は、日本ではDVDが発売されている。

集会には、虐殺事件の遺族 Sidney Sales シヂネイ・サリスさんのほか、リオで警官に連行されたまま行方不明になっているアマリウド・ヂ・ソウザさんの親戚、姪にあたるMichelle Lacerda ミシェリ・ラセルダさんといとこのCarlos Henrique dos Santos カルロス・エンヒッキ・ドス・サントスさんも参加。アマリウドさん事件に関与したとされる10人の警官を非難したという。

同集会は警察による暴力にピリオドを打たれるよう訴えた。

(文/麻生雅人、写真/Marcelo Camargo/ABr)
2013年10月5日、サンパウロ市若者公園。横断幕前、左がカルロス・エンヒッキ・ドス・サントスさん、右がミシェリ・ラセルダさん

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