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ブラジル北東部で「カニの日」制定される

カニの日

ブラジルにはユニークな記念日が存在する。日本のように、地域毎に設けられることもあるようだ。

ブラジル北東部の赤道付近に位置する都市フォルタレーザでは、「カニの日」を公式に設けることが決まったと「エスタダォン」(電子版)が報じている。2014年1月12日が第一回目となり、公立、私立の学校やレストラン、バー等で記念行事を行う予定だ。

カニ消費量世界一というフォルタレーザ市では、カニを消費しすぎて絶滅を危ぶむ声が上がっているという。毎週木曜は市内のレストランやバー、屋台などで「カニを食べる日」が恒例となり、一斉に消費量が上がる。

カニと言えば食べる手間がかかるというイメージがあるが、手を汚さないために小さな金槌や木槌でカニの足を叩き、肉を割り出す方法を採用しているレストランもある。近頃では、北東部の海岸沿いに位置する他の都市も、木曜日の「カニを食べる日」を採用している。

この習慣を各都市が毎週続けていると、種の絶滅と周辺の環境に影響が出ることが懸念される。そこで市議会議員のルシマール・マルチンスさんが立ちあがり、議会において、満場一致で「カニの日」を設けることに成功した。

既に今年はじめから期間限定でカニの禁漁が実行されているが、週に一度だった「カニを食べる日」を年に一度の「カニの日」に改めることで、カニの存続を守るのだという。

ルシマールさんは、「経済的にも文化的にも、カニは持続可能なものでなければいけない。公共、民間の団体が共にそのための理解と行動をすべきだ」と話す。1月12日は、ちょうど禁漁が始まった日である。「カニの日」がきっかけとなり、価値を高め守ることができるかどうか、注目したい。

(文/羽鳥益代、写真/André Oliveira)

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