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ブラジルのコンピュータデバイスではタブレットが断然人気、ノートPCの売上は急落

チアォン・ヴィアナアクリ州知事

10月28日、ブラジルではノートパソコンの売上を抜き、コンピュータデバイスの中で最も売れているのはタブレット式の商品となったと、調査会社 International Data Corporation(IDC)が発表した。

日本市場でもノートPC離れが始まっている。しかし日本の場合は、人口構成で高齢者の割合が高いため、マーケットの変化には時間を要する。ノートPC離れが進んでも、その分、タブレット市場が大きくブレイクしているわけではないという。逆にブラジルは変化が早い。

タブレットとノートPCのデバイスの比較では、ブラジルでもインターネット閲覧は全く問題ない。メールチェックも問題ない。エクセルやワードのファイル、PDFなども 問題なく使える。

タブレットの課題は、文章を書くときである。画面にキーボードを表示させて打ち込む方式でも、PCより時間がかかる。キーボードの文字並びがパソコンとは違うipadで行なうと、もっと時間がかかることになるだろう。

IDCのデータから計算すると、ブラジル市場ではタブレット38%、ノートブック36%、デスクトップ26%と、完全にシェアが逆転している。

また、ブラジルは物価が高いので、地元メーカーが作る格安のタブレットデバイスが人気だ。今年7月23日付け「サンパウロ新聞」によると価格は900レアル(約4万円)未満だが、それでもipad miniが30,000円弱で買える日本での価格と比較すると格段高い。

この価格帯のブラジル国内製造メーカーはLenoxx レノックス、Ellite エリッチ、DL デーエリなどがあるが、その中でも最も販売数の多い「DL」というブラジル系企業は注目の的だ。

しかし 「CCE」ブランドで知られるブラジルの家電メーカー・デジブラスグループなんかはとっくに中国のレノボが買収していて、有名どころでも、 Positivo社、Envision、Motorola、Samsung、LG、Itautec、Sanmina、Foxconn、 Compalead Semp Toshiba、Aiox、MXT社と、中国、台湾、韓国、アメリカ、イタリア等、外資系が市場には溢れている。Positivo社はブラジル最大手の PCメーカーだが、各外資系企業が買収を狙っている。ブラジルのタブレット市場から目が離せない。

(文/加藤元庸、写真/Agência de Notícias do Acre)
写真は、2013年8月23日にAcre アクリ州政府が発表したタブレットの話題。Tião Vianaチアォン・ヴィアンナ・アクリ州知事はFeijóフェイジョー市、Marechal Thaumaturgo マリシャウ・タウマトゥルゴ地区などいくつかの自治体に対し、先住民学校や参加病院などにおいて最新情報を得てよりよい教育や医療が行えるように、タブレットを支給した

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