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ブラジル人が“歌心”を競い合う
第一回「Novos Talentos Japão」開催

ノーヴォスタレントス

11月3日(日)文化の日、「NHKのど自慢」と「スター誕生」を足して2で割ったようなイベントが初開催される。ただし、誰が一番歌が上手かという結果は、ここではそんなに重要ではないのかもしれない。

それはリンダ三世みたいな新しいタレント発掘のステージになるかもしれないし、在日ブラジル人達のエネルギーをぶつけ合う場所になるかもしれない。あるいは、NHKにチャレンジする予選場所の様なステージになるかもしれない。

それにしても、ブラジル人はのど自慢が好きだ。「NHKのど自慢」では、これまでに3人も在日ブラジル人が優勝している。日本語のネイティブ・スピーカーではないブラジル人が日本で優勝するためには、よほど歌うことが好きでなのだろう。

初のブラジル人優勝者は、93年大会のジョー平田さん。当時デカセギ中だった彼は、その後帰国してブラジルで歌手活動をしている。09年度にはホベルト・ カサノバさんが優勝、10年度に続けて斉藤光壱さんがブラジル人として3度目の栄冠を勝ち取った。09年、10年と2年連続でブラジル人が優勝した時には、多くの日本人たちが、ブラジル人の歌うことへの情熱を改めて知ることとなった。

東京・渋谷NHKホールで行われた「同 チャンピオン大会2011」で、埼玉県川口市在住の日系ブラジル人斉藤光壱(39歳、Valter Koichi Saito ヴァウテル・サイトウ・コウイチ)さんが優勝した時には、パラナ州ロンドリーナからわざわざ駆けつけた両親が舞台に上がると、涙で歌が一瞬止まり、その深い喜びの込められた表情に会場は深い感動に包まれたという。

「オブリガード、ジェンチ!」

当時のVTRを見ると、優勝曲である前川清の「花の時・愛の時」を歌い終わった斉藤さんはマイクを通してそう語り、会場に駆けつけたブラジル人応援団に感謝した。

インターネット上には「歌に心がこもると、こんなにも胸を打つものなんですね。今の日本人が忘れてしまったやさしさや、礼儀を日系ブラジル人の斉藤さんに教えられた気がします」という書き込もあったという。

今回、初開催となる「Novos Talentos Japão」には30人の候補が出演して、自慢の歌を披露するほか、「NHKのど自慢」の覇者ホベルト・カサノバや、静岡県で活動するバーバラ・ハッズなど、在日ブラジル人歌手やバンドの演奏もある。

なお、会場では、地元の食品業者の屋台も出店。シュハスコや焼きチーズ、お菓子からフルーツジュースなどブラジル食材も販売される。

「Novos Talentos Japão」
場所:群馬県大泉町 文化むら
群馬県邑楽郡大泉町朝日5-24-1
電話:0276(63)7733
日時:11月3日(日) 13:00~

(文/加藤元庸、写真提供/アイピーシーワールド)

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http://br.ipcdigital.com/2013/10/26/conheca-os-candidatos-do-concurso-novos-talentos/
http://www.novostalentos.jp/videos.html

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