在日ブラジル人20名がグリーンツーリズムで山形県飯豊町を堪能

2013年 11月 14日

外国人プログラム飯豊292

農山漁村地域などで自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の旅行ツアー企画、グリーンツーリズム。11月3日(祝)文化の日を挟む連休に、在日ブラジル人20名を山形県の自然が豊かな村に招待して、日本の「おもてなし」を味わってもらう旅行ツアー企画が実施された。ツアーを企画したのはJTBと山形県飯豊町観光協会。

山形牛の食べ放題には、シュラスコパーティに慣れているいるはずのブラジル人たちも「こんなに御馳走していただくなんて生まれて初めてだ」とご満悦の様子で、中にはシュラスコよりも山形牛の焼肉が美味しいという意見まで出たという。

3日間とはいえ、小さな村に普段あまり出会うことのない外国人が集まることに対して、村の側にも懸念がまったくなかったわけではないと思われる。しかし、ツアーに参加したブラジル人たちは村の人たちとすっかり打ち解けて、招いてもらったお礼にマッサージをしたり、サンバを教えたりする場面も。
非常に素晴らしい交流会となった。

日本国内のいろいろなエリアでグリーンツーリズムが企画されると、多様な交流の形が生まれてくるかもしれない。

(文/加藤元庸、写真提供/山形県飯豊町観光協会)