憶測を呼ぶ、ネイマールのタトゥー

2014年 01月 7日

トゥドパッサ第二報

2013年のクリスマス休暇にネイマールがブラジルで新たに入れた刺青に関する話題が広がっているという。タトゥーのひとつは、妹のハファエラに捧げたとされているもので、イタリア語で「妹」を意味する「ソレーラ」という言葉。話題となっているのは、首に入れたもうひとつのタトゥー「トゥド・パッサ」という言葉だ。

「トゥド・パッサ」という言葉はブラジルでよく使われる言い回しで、直訳すると「すべては過ぎ去る」となるが、様々な意味に捉えられている。

リオデジャネイロ在住のグラフィック・デザイナー、パウラ・ヴァルゼアさんは「私もこの表現が大好きです。ポジティヴなときでもネガティヴなときでも、この言葉は示唆を与えてくれます。例えば“悪いことは去っていく”と考えれば、後は、すべてはうまくいく、という意味になります。あるいは、調子のいい時には、“この時はいつかは去っていく”と考えて、このときが過ぎ去る前に今を満喫しなさい、と受け止めることができます」と語る。

悪いことは過ぎ去る、すべてはうまくいく、すべては過去となるのだから今を楽しめ、といった様々な意味に受け止めることもできる、示唆に富んだ言葉だ。

しかしこの言葉が、12月9日ころから燻っている恋人ブルーナ・マルケジーニとの破局の噂があることから、新たに様々な憶測を呼んでいるという。

噂について報じているのは1月6日付けの「グローボ・エスポルチ」(電子版)だ。同メディアによると、ネイマールはクリスマスと年末年始を家族と共に過ごしたがブルーナが一緒ではなかったという。ヘヴェイリョン(大晦日)もサンタカタリーナ州で何人かの友人たちだけと過ごしたという。ただし、ネイマールからもブルーナからも破局したという報告は出されていない。

(文/麻生雅人、写真/foto:divulgação/instagram)
首に「tudo passa」のタトゥーを入れたネイマール