コルコバードの丘のキリスト像に落雷、指を損傷

2014年 01月 18日

キリストヘデントール

1月16日(木)、リオで嵐があり、雷がクリスト・ヘデントール(キリスト像)を直撃。キリスト像の指が損傷したと、17日付け「フォーリャ」(電子版)が伝えた。

リオ大司教区によると、雷はキリスト像の右手中指まで届いたという。また別の雷が、台座にある大理石のプレートに落ちたという。修理は21日(火)に行われる予定(※追記:「G1」の報道によると、本格的な修理は2月に入ってから行われるという)。ダメージは観光客の目からは確認できないという。

追記:1月17日付け「G1」はクリスト・ヘデントールを管理しているオマール・ハポーゾ神父のコメントを伝えている。神父によるとヘデントールは歴史的な石鹸石で覆われており、修復にはこの石が使われるという。石鹸石は、ミナスジェライス州のオウロ・プレットなどで見られるアレイジャジーニョの彫刻に使われていることでも知られる石。神父は、オリジナルのヘデントールに使われているものと同じ場所で採掘された石鹸石を保存してあると語った。

(文/麻生雅人、写真/Agência Brasil)