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ホレジーニョ排斥における人種差別に対する抗議デモも開催

JKイグアテミ別カット

1月18日(土)、サンパウロのショッピング・ジョタ・カー・イグアテミ前で、ショッピングセンターによるホレジーニョ(ロレジーニョ)排斥に端を発する人種差別に抗議するデモが行われたことを同日付け「フォーリャ」、「G1」(共に電子版)などが伝えた。

今回の抗議デモを主催したのは、黒人のための一般教育中央連合(UNEafro ウニアフロ)。ウニアフロは、去る1月11日(土)、ショッピングセンター、ジョタ・カー・イグアテミが、ホレジーニョ(名称は「ホレザウン・ショッピン」)の予告を受けて店の出入り口の張り紙や警備で入場制限をしたことに対し、人種差別を孕んでいると指摘。この日に「ジョタ・カー・イグアテミの人種差別に対抗するホレー(集まってぶらぶらしたりすること)」をフェイスブックで呼びかけ、当日までに4693人が参加を表明していた。

フェイスブック上の「ジョタ・カー・イグアテミの人種差別に対抗するホレー」告知によると、この抗議運動は、軍警察及びふたつのショッピングセンターにおける日常的な人種差別に抗議するものだという。

告知でも「ブラジルの人種差別はすでに知識人やさまざまな運動によって非難されています。少し前に国連のコミッションがブラジルを訪問した際、アフリカ系のブラジル人は市民として公平に扱われておらず、経済的、政治的、文化的な権利が与えられていないとコメントしています。私たちの国にある構造的な不平等としての人種差別に反対します」と宣言。同ショッピングセンターが、警察の許可を取ったうえで、黒人、貧困層の入場を排除したうえ、警察のゴム弾で追い出したと非難している。

「あるときには、カポエイラ、サッカー、サンバ、MPB、ラップは犯罪と見なされ抵抗のひとつのスタイルでした。現在ではファンキ・モデルノが人種差別の象徴となりつつあります。特にエリート層の間で差別されています。だから私たちはファンケイロだと叫ぼう。このホレーに参加しよう」と呼びかけていた。

集合場所の人民公園に集まったのは約200名で、これまでショッピングセンターで起きていたホレジーニョとは異なり、参加者は中産階級の白人が多かった。黒人の権利を訴える抗議運動であることを明確に打ち出していた点も、ホレジーニョとは異なる。その後、集団はショッピングセンター前に向かったという。

抗議集団が持つ横断幕の中には「ワールドカップが開催される国で、人種差別商業施設が黒人と貧乏人を締め出した」と英語で書かれたものもあった。

抗議は平和的なもので、厳重に警備されたショッピングセンター内にはほとんど影響を及ぼさなかったようだ。

(文/麻生雅人、写真/Divulgação)
デモの舞台となったショッピング・ジョタ・カー・イグアテミ

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