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軍事政権樹立から50年。
クーデターのあった1964年を振り返る回顧展を開催

1964年展

ブラジルで軍事政権の事実上の幕開けとなる議会が開かれたのが、1964年4月1日。50周年という節目となる今年(2014年)、クーデターが起こった1964年という年を振り返る回顧展をモレイラ・サリス協会(IMS)が開催する。

「em 1964」と題された回顧展を主催するのはリオデジャネイロのガーヴィアに本部を置くモレイラ・サリス協会(IMS)。写真、音楽、映像、討論会などさまざまな面から軍事政権を振り返る大規模なプロジェクトとなるという。

展示会の初日となる2月8日(土)には、1964年にナラ・レオンが主演した音楽ショウ「オピニアォン」の再演も行われる。「オピニアォン」に出演するのは Joyce ジョイスと、気鋭サンバ・グループ、casuarina カズアリーナ。作家で評論家のSérgio Cabral セルジオ・カブラウは、1964年版の「オピニアォン」についてレクチャーを行う。「オピニアォン」は1964年当時、各地で10万人以上の人が観て、社会的、政治的な問題提議をしたという。

1964展2

展示会場では、アントニオ・カルロス・ジョビン、バーデン・パウエル、ナラ・レオン、エルネスト・ナザレー、ハダメス・ニャッタリの音楽を聴くこともできる。また、カルトーラと妻のジカが経営していた伝説のバー「ジカルトーラ」のコーナーもあるという。

文学コーナーでは、1964年に出版された2人の作家による重要な作品たち Clarice Lispector クラリッシ・リスペクトールの「A paixão segundo G.H.(G・Hの受難)」と「A legião estrangeira レジアォン・エストランジェイラ」と、 Otto Lara Resende オット・ララ・ヘゼンジの「O braço direito オ・ブラッソ・ジレイト」にスポットがあてられるとのこと。

1964展3

風刺表現を得意としたジャーナリスト、ミラー・フェルナンデスが主幹した雑誌「Pif Pif」も展示される。

また展示の内容はIMSのサイト(http://ims.uol.com.br)でも見ることができる。

Instituto Moreira Salles モレイラ・サリス協会
Rua Marquês de São Vicente, 476 Gávea, Rio de Janeiro

(文/麻生雅人、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)

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