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カルナヴァウ・シーズン到来。リオではブロコが路上で行進

バンダヂイパネマ

バンダ・ヂ・イパネマはが2月8日(土)、16時よりイパネマのジェネラウ・オゾリオ広場で行った公開練習の模様を同日付け「グローボ」(電子版)が伝えた。

バンダ・ヂ・イパネマは、カーニバル(カルナヴァウ)時期にリオの路上で演奏の行進を行う“ブロコ”と呼ばれる集団のひとつ。「ジョルナウ・ド・ブラジル」(2014年2月8日付け)によると創設は1965年2月13日。創設には雑誌「オ・パスキン」の関係者も関わっていた。

約300人の老若男女が集ったフェスタは、40名のリズム隊の演奏で幕を開けたという。この日、お披露目された50周年記念ユニフォームには、マラカナン、ポン・ジ・アスーカル、キリスト・ヘデントール、ラパの水道橋、双子丘、ペーニャ教会といったリオの名所、サンバの聖地が描かれていた。

「私たちは常に民主的で自由、街の人々と共にある楽団です。カーニバルの音楽も演奏しますが、皆が聴きたい音楽ならなんでも、チン・マイアからワンドまで演奏しますよ」と、バンドの代表を務めるクラウヂオ・ピニェイロさんは語った。エスコーラ・ヂ・サンバとは異なり路上のブロコは、誰もが一緒になって楽しめるのが特徴なのだ。

70年間イパネマに住んでいて、カーニバルにおけるバンダ・イパネマのすべての行進に参加してきたバンドの人気者の一人ジェリジ・ドゥトゥラ(77)さんは、興奮しながら語った。

「時代とともに変化する街に寄り添いながらずっと変わらず、長年の熱心な信奉者を失うことなく新しいファンにも常に楽しんでもらえるバンダ・ヂ・イパネマの姿を見られるのことが、とても幸せなんです。打楽器隊を見てください。80歳の長老もいてば若い人もいます」(ジェリジさん)

バンダ・ヂ・イパネマの演奏はあらゆる人を魅了した。ヘゼンジの自動車メーカーの設立に携わるため1年前にブラジルへやってきた日本人マサシ・タムラさんの3歳の娘アヤカさんも、打楽器隊のグルーヴにおおはしゃぎだったという。

「とても感銘を受けています。サンバ・カリオカは世界に類を見ない宝ですね」(マサシさん)

バンダ・ヂ・イパネマは2月15日(土)16時よりゴメス・カルネイロ通りで今年最初の大行進を行う。ここでは、現代表でもあるクラウヂオ・ピニェイロをはじめフェヘイラ・グラール、ジョゼー・フイ、ジャグアー、セルジオ・カブラウ、ジラウドなど、バンドの創設に関わった面々にオマージュを捧げる行進を行う。

3月1日(土)には、同じく16時よりゴメス・カルネイロ通りで、今年100歳を迎える3人の音楽家、ドリヴァウ・カイーミ、ルピシニオ・ホドリゲス、アラシー・ヂ・アウメイダにもオマージュを捧げた行進を行う。作曲家や歌手たちの家族も参加する模様。彼らが残したリ歌ったりした有名な曲の数々が演奏される予定。

(文/麻生雅人、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)
写真は2月8日(土)、バンダ・ヂ・イパネマの面々。年季の入ったメンバーも

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