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抗議デモ取材のジャーナリスト死亡事件の容疑者、ニュース映像がもとで逮捕へ

デモ爆発犯

2月6日(木)にリオデジャネイロ中央駅付近で、バス運賃値上げ抗議デモを取材していたTVバンデイランチスのカメラマン、サンチアゴ・イリヂオ・アンドラーヂさんが爆発に巻き込まれて重症を負った事件について(記者は10日に死亡)、大学生で刺青師でもあるファビオ・ハポーゾ容疑者(22)の取り調べが続いている。2月8日(金)付け「G1」(電子版)が伝えている。

ハポーゾ容疑者の逮捕のきっかけは、7日(金)にTVブラジルが報じたデモのニュース映像だった。この映像が事件の瞬間を捉えていたことがわかり、リオデジャネイロ市の文民警察は同日、各TV局に対してデモ当日の報道映像の再確認を求めた。

映像には、黒いバミューダを履いた若者が、覆面をしたグレーのTシャツを着てジーンズを履いた男性に爆薬らしきものを手渡し、その後、グレーのTシャツの男性が路上にロケット弾らしきものを装着しているように見える様子が映っていた。この映像の中では、男が路上で何かをした次の瞬間に、TVバンデイランチスのカメラマンが倒れるのが映っていた。二人の男性が手にしていた爆弾らしき黒い物体は、カメラマンを死に追いやった爆発物にとても似ていることが映像から見て取れたという。

バミューダの青年は足のタトゥーが映像に映っていたことから特定されるのは時間の問題だと考えたのか、ハポーゾ容疑者は、2月8日(土)未明にバーハ・ダ・チジュッカの16分署に自ら出頭したという。

署の前でハポーゾ容疑者はTVグローボの取材に答え、映像に映っているのは自分だが、当日、爆発物らしきものを手にしたがそれは自分のものではなく、誰かに渡したと語ったという。

しかし、TVブラジルが撮影していたデモの映像の捜査により、ハポーゾ容疑者が、映像で爆発物らしきものを手渡しているグレーのTシャツの男性とデモの間中常に行動を共にしていたことが判明、警察は両名が今回の事件の重要参考人と考えたという。

(文/麻生雅人、写真/Reprodução/TV Brasil)
TVブラジルのニュース映像に映る、容疑者の二人。左がファビオ・ハポーゾ容疑者

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