アレーナ・ダ・バイシャーダ(クリチバ)、ワールドカップ会場の予定を維持。オープンは5月15日に。

2014年 02月 18日

ジェローム・ヴァルケ事務局長ブラジリア

クリチバのアレーナ・ダ・バイシャーダはワールドカップブラジル大会の会場の立場を維持、4試合が行われることが再確認された。2月18日(火)付け「G1」(電子版)が報じた。

同スタジアムで予定されている試合は、6月17日16時~イラン対ナイジェリア、6月20日19時~ホンジュラス対エクアドル、6月23日13時~オーストラリア対スペイン、6月26日17時~アルジェリア-ロシア。

スタジアムの予定を維持することを決定したのは現地を視察した国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・ヴァルケ事務局長。フロリアノポリスで開催される参加国会議を前に、18日、現地を訪問していた。スタジアム建設の資金調達の保障が得られており、作業が進められていることが決定の一因となったようだ。

「とはいえ時間との戦いになる。クリチバの関係者諸氏は相当、強い意思で努力していただかなければならない」(ヴァルケ事務局長)

会見ではスタジアムのオープンは5月15日で、3月末と4月にテストゲームが行われるという予定が発表された。

(文/麻生雅人、写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)
写真は2月17日、前日にブラジリアで記者会見に臨んだときのジェローム・ヴァルケ事務局長