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2月22日にサンパウロで今年2回目のW杯抗議デモ起こる

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ワールドカップブラジル大会開催まで約3か月。2月20日付け「フォーリャ」(電子版)は、大会に向けて、ワールドカップの出費などに異議を唱える抗議運動が少なくとも29予定されており、そのうちの15が2月21日(金)と22日(土)に予定されていることを報じていた。

そして2月22日(土)、サンパウロで行われたデモでは約260人が逮捕される騒ぎとなったが、公安局によると逮捕者たちは23日(日)朝に釈放されたという。23日付け「エスタダォン」,「UOL」(共に電子版)などが報じた。当初、軍警察は逮捕者は230名と発表していたが、日曜の午後には260名とした。

デモが始まったのは17時45分ごろ。デモ隊は「ワールドカップはナシだ」というスローガンを叫びながら、ヘプブリカ広場のほうへイピランガ大通りを歩いた。1時間ほどたったあたりから騒ぎが起き始め、一部の参加者が公共物を壊し始めたところ、道路の脇にいた軍警察たちが、騒ぎを起こしている一団を取り囲んでデモ隊から隔離したという。

軍警察によると、行進の先頭にいたのはブラックブロックのメンバーたちだったという。また、一人のデモ参加者が地下鉄アナ・ホーザ駅にリュックサックを置き去りにしているところをモニターで確認しており、バッグの中から火炎瓶を発見したという。

しかし、デモには社会活動家など様々な抗議活動家が参加していおり、多くのデモ参加者は、暴力は望んでいないと語っているという。

この日の軍警察の警備は厳重で、約1000人を動員。お茶の水橋の上には暴動鎮圧部隊が待機、ヘプブリカ公園の上空にはヘリコプターが旋回していた。

警官は催涙ガスやゴム弾も使用。逮捕者は3台のバスに乗せられて連行されたが、このときデモ隊に同行していた弁護士は署への同行を拒否されたという。逮捕者の中には最低でも3名のジャーナリストがいたが、後に釈放された。デモ隊の中には怪我をした者もいた。マルス・ジェルマニ(25)さんは顔面を打撲したという。

デモ参加者たちは「私たちは社会の中での私たちの権利、デモを行ってもいいという権利を問いつづけます。立ち上がるのは今です」とメッセージを発信した。

(文/麻生雅人、写真/Getty Images)

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