ブラジル人の本音がきける新番組「ブラジル・ド・オリエンチ」
2014年 03月 12日グローボ・インターナショナルで、3月8日(土)からスタートした日本発の新番組「Brasil do Oriente(ブラジル・ド・オリエンチ)」。
司会を務めるのはジョニー・ササキ(ジョニー 佐々木)だ。
番組の主役は、日本で生活しているブラジル人たち。母国とは異なるオリエンタルな文化と、自分たちの価値観や習慣などとのギャップに悩んだりとまどったりしながらも、前向きに向かいあうブラジル人たちの奮闘ぶりが紹介される。
というと、世界各地の在留ブラジル人たちを紹介するグローボ・インターナショナルの番組「Planeta Brasil(プラネッタ・ブラジル)」を思い浮かべる方もいるかもしれないが、「Brasil do Oriente(ブラジル・ド・オリエンチ)」は、堅いドキュメンタリー番組ではない。
出演するブラジル人たちの実体験を皆で一緒に笑ったり、あるいは本当に悩んでいる人がいれば、皆で問題を乗り越えるアイディアを話し合ったりと、出演者と視聴者とジョニーとがひとつになって作り上げていくバラエティ感覚の番組...と、なっていく予定とのこと。
「日本で生活するブラジル人や、ブラジル人と身近に接する日本人。どちらの側でも、お互いのカルチャー・ギャップにとまどっている人がいたら、まずは、自分が抱いている常識から飛び出して、常に違った視点から相手の文化を捉えてみると、見えてくるものが違ってくるかもしれません」(ジョニー・ササキ)
まずは、起きちゃったことは笑い飛ばして、なんでそうなっちゃったかを皆で考えるきっかけになれば、トラブルだと思っていたことも、互いが理解し合うためのヒントになるかもしれない。
在日ブラジル人社会から発信されたばかりの新しいスタイルの番組「Brasil do Oriente(ブラジル・ド・オリエンチ)」。どんなエピソードが登場するのか、楽しみだ。
(文/加藤元庸、写真提供/アイピーシー・ワールド)
グローボ・インターナショナル(http://www.ipctv.jp)にて毎週土曜19:50ころ放送