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日本戦も開催予定のクイアバのスタジアム、未だ工事終わらず。
市内交通インフラにも懸念

アレーナパンタナウ

イタケロン(イタケラォン)競技場を訪れた(4月)22日に引き続き、FIFAのジェローム・ヴァルケ事務局長は23日、開催地の一つであるマット・グロッソ州クイアバ市を訪れ、W杯に向けた工事の進行状況を視察した。

クイアバでは大会に向けて計画された56件の工事のうち12件しか終わっておらず、残り44件が完了していない。しかしこの状況に同氏は、「何も問題はない。あとは仕上げだけ」と前向きな発言をした。

その44のうちの一つがスタジアム「アレーナ・パンタナル(パンタナウ、パンタナール)」で、1万5千人分の観客席が未だ設置されていない。しかし、それよりもヴァルケ氏が懸念を示しているのはスタジアムにたどり着くまでの交通アクセスだ。「全ての交通手段が大会までに整備される必要はない。ただ、少なくともサポーターが町の中で移動できる状況は整えなくてはならない」と念押しした。

クイアバでは軽量級の都市旅客鉄道(VLT)建設工事が進行中だ。このVLTは開催12都市の交通手段の中で最も有益なものと評価されたが、大会までには完成しないことが明白になっている。工事は大会終了半年後の12月に終了、開通は来年になってからの見込みだ。

クイアバ近郊のヴァルゼア・グランデ市にあるマレシャル・ロンドン空港から宿泊するホテルまで車で移動したヴァルケ氏は、あちこちで工事が行われているせいで何度も回り道をしたという。

ヴァルケ氏の視察に同行した同州のシルヴァル・バルボーザ知事は「VLT以外の工事は全て大会前に完成する」と話しており、スタジアムの座席は、FIFAへの納入日である5月5日に間に合うよう今月末までに設置するとしている。

工事の遅れの原因を、知事はここ数カ月で続いた強い雨だとしており、「9月から毎月こんなに雨が続いたのは、過去40年なかったこと。しかも雨が止めばいいというわけではなく、止んでからも少し待たなければならない」と弁明している。現在は4千人の作業員が24時間体制で工事を行っているという(23日付「G1」サイトより)。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Getty Images)
写真は2014年4月2日にこけら落としが行われたアレーナ・パンタナウ。この日、同スタジアムではサントス対ミスト戦が行われた

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