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「我々抜きのワールドカップだ! もう一度、路上へ出よう」
サンパウロで抗議デモのキャンペーン打ち出される

OAS本社

5月8日(木)、ワールドカップブラジル大会に向けていくつもの抗議活動が行われたことを、現地メディア(「エザミ」5月8日付け、電子版)などが伝えている。

抗議のテーマは、これまでワールドカップへの抗議で叫ばれてきた内容と同じで、社会の公正性と権利の主張、公共支出の見直しなど。

8日(木)朝9時、サンパウロ市の3箇所で抗議行動が集中して始まった。抗議行動があったのは、市西部の地下鉄Butantã ブタンタン駅、市南部のBerrini ベヒーニ駅、そしてパウリスタ大通りのシクリスタ広場。

「“我々抜きのワールドカップだ! もう一度、路上へ出よう”というキャンペーンを打ち出します。活動の目的は、ワールドカップに関しておこる不公平や被害、間違った政策への抗議です」と、屋根なし労働者運動(MTST)の中心人物 Guilherme Boulos ギリェルミ・ボウロス氏はいう。

MTSTは大衆住宅運動(MPM)や大衆闘争運動(MLP)などの社会抗議運動にもかかわっている。

一方、土地なし労働者運動(MST)の1000人以上の闘士による行動も7日(水)に行われた。こちらはブラジル農地改革のための闘争大会の一環で行われたもの。

また8日、市の南部にあるドナ・ベウミラ・マリン大通りでは、午前中に住居に関する抗議運動が起こった。市の南部グラジャウー地区にある6800平方メートルの土地における、住宅供給を軸にした社会投資政策「Minha Casa, Minha Vida(私の家、私の暮らし)」に関するテーマの抗議だった。

いくつかのグループは大手建設会社のOAS、Odebrecht オーデブレシ、Andrade Gutierrez アンドラーヂ・グチエヘスなどの本社に入り込み抗議を行った。

(文/麻生雅人、写真/Oswaldo Corneti/Fotos Públicas)
5月8日、OAS社屋にまで入って抗議するデモ隊

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