バレーボールFIVB世界クラブ女子選手権大会2014、王座はロシアの手に

2014年 05月 13日

sheila0511

バレーボールの世界ランキングは男女共に相変わらずブラジルが首位を走っているが、クラブチームのチャンピオンにロシアの男女チームが納まり、うかうかしていられなくなってきた。

5月7日(水)より5月11日(日)まで、チューリッヒ(スイス)で開催された「FIVB VOLLEYBALL WOMEN’S CLUB WORLD CHAMPIONSHIPS(FIVB世界クラブ女子選手権大会2014)」の優勝は、ブラジルチームでも日本でもなく、ロシアのクラブチームに渡った。

A組とB組の総当たり戦の後、各組の上位2チームが決勝を争う中、同じB組から残った、Dinamo Kazan(ロシア/ヨーロッパ代表)とMolico Osasco モリコ・オザスコ(ブラジル/招待枠)との決勝戦となり、ロシアのDinamoが25-11, 25-16, 27-25のストレートでブラジルのモリコを退けて圧勝した。

オリンピックを控え、ブラジルの巻き返しを期待したい。

A組
SESI-SP(ブラジル/南米代表)
G.S.Petroliers(アルジェリア/招待枠)
Volero Zurich(スイス/開催国)

B組
Dinamo Kazan(ロシア/ヨーロッパ代表)
Molico Osasco(ブラジル/招待枠)
久光製薬スプリングス(日本/アジア代表)

(文/加藤元庸、写真/Divulgação/FIVB)
写真は5月10日、準決勝でスイスに勝利したブラジル。勝利を祝うシェイラ・カストロ (Molico/ Osasco- BRA)