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サンパウロのワールドカップ抗議デモでは逮捕者が7人。
ワールドカップのスポンサー、ヒュンダイの販売店も襲われる

サンパウロ0515

5月15日(木)、ブラジル各地で抗議デモが行われたが、サンパウロでは一部の暴徒による破壊行為も行われ、7人の逮捕者も出た。現地メディア(「G1」同日付け、電子版)が報じた。

アウグスタ通りでは20名が逮捕され、その内13名は釈放された。7名はジャルヂンスの78分署に連行された。逮捕された7名はハンマーや火炎瓶を所持して、ヒュンダイの販売店、銀行の支点、交番などを襲撃した。

この日、日中にチエテやピニェイロスで教師ストライキや社会活動家などのデモが行われていた。その後、17時頃からシクリスタ広場にワールドカップの出費に対する抗議デモの参加者が集まりはじめた。軍警察によると、このデモの参加者は約1200名ほどとのこと。グループはパウリスタ大通りを両車線塞いだ。

デモ行進はコンソラサォン通りを旧市街区に向かった。軍警察とデモ参加者のいざこざが起きたのは、コンソラサォン通りとマチアス・アイリス通りの交差点あたり。舗道で一部の参加者が警官のブロックを通り抜けようとしたり、罵声を浴びせ投石などを行ったため警察は催涙ガスなどで応戦したという。

混乱後、分散した一部の暴徒はごみ袋に火をつけたり、ゴミ箱や花壇を破壊した。通りかかった公共バスの乗客を降ろしてバスを乗っ取ろうとしたグループもあったがバスの占拠は失敗に終わった。暴徒はコンソラサォンにあるヒュンダイ販売店を襲撃、窓ガラスを割り、展示されてあった自動車を破壊した。またコンソラサォンの交番やイタウー銀行、バールなども破損させた。

コンソラサォンでは一人の女性が顔面を殴られ、近くのホテルで応急手当てを受けた後、病院に向かい事なきを得た。ある男性は足を怪我したが、平和的にデモを行っている人たちに助けられたという。

一部のデモ参加者は市の西部にあるパカエンブー・スタジアムへと向ったがその後はトラブルは起きなかったという。

(文/麻生雅人、写真/Getty Images)
5月15日、サンパウロ市の抗議デモでは一部の暴徒によるごみ袋への放火や商店や施設の破壊活動が行われた

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