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ベロオリゾンチでは公共運賃値上げとワールドカップの出費への抗議デモ

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ブラジル各地で抗議デモが興った5月15日(木)、ミナスジェライス州のベロオリゾンチ市でもデモがあった。

こちらは交通運賃の値上げとワールドカップの出費に抗議するデモだった。現地メディア(「G1」、同日付け、電子版など)が報じた。

軍警察によると抗議集会に参加したのは約600名。デモは夕方17時ごろから、市役所前のハウウ・ソアーリス広場から始まった。一部の人々はサントアゴスチーニョ地区にあるアッセンブレイア広場に集まり、そこから旧市街区へと向かった。

同広場は市内の主要な道路が交差する位置にあり、デモが行われている間は交通が滞った。またデモの参加者の一部は道路に寝転がってバスや車が通れないようにした。

18時少し前にデモはアマゾナス大通りを進んだため、プラッサ・セッチに向かう車は麻痺してしまった。デモの参加者は行進は「ワールドカップのために浪費しているお金を健康や教育につかうべき」と叫びながら行われたという。

ジウマ大統領、3月まで知事を務めたアントニオ・アナスタシア氏などに似せたイラストが描かれた看板も掲げられた。

行進が掲げた横断幕などには「もし交通運賃が値上がりしたら、市内の交通網はストップするぞ!」というメッセージがあった。

同市では4月にバスなど公共の乗り物の運賃の値上げが検討されたが、差し止め命令がでて中断されていた。しかし5月8日(木)に市政府財務局の地方裁判所は値上げの中止を覆していた。

デモ集団はプラッサ・セッチに集結して近辺の交通網をマヒさせた後、アフォンソ・ペナ通りを行進して市役所へ向かった。路上ではゴミや、バスの乗客口にある回転入り口に火が放たれ、市営公園前の幹線通りでは、道路でサッカーが行われ道がふさがれた。

その後デモ隊は分散して通りを進み、ワールドカップカウントダウン時計のある場所でも火を起こし、夜21時ごろには解散した。

アフォンソ・ペナ通りではこの日、ベロオリゾンチ市の公務員約150名(軍警察の発表による)がストライキのデモを行っていた。しかし5月14日(金)に同州地方裁判所が、公務員は集会やデモを行う際に公共の道路を封鎖する行動は禁止していたため、公務員たちは法令に従いながら行動したという。

(文/麻生雅人、写真/Antonio Cruz/Agência Brasil)
ベロオリゾンチ市では5月3日にもワールドカップの出費に対する抗議でもが行われた

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