ギリシャ代表にも超サプライズのブラジル人メンバー

2014年 05月 20日

ワールドカップブラジル大会では、日本と第二戦目で対戦するギリシャ。そのギリシャ代表選手の発表で、驚きの人選があったという。ギリシャのメディア「H KAΘHMEPINH」(5月20日付け、電子版)が伝えている。

ギリシャのメディアは、彼の名前が呼ばれた時に「それは誰だ???」というくらいの驚きだったようだ。各メディアはこの男のことを、監督の名前にちなんで「サントス爆弾」と呼んだ。

ギリシャ代表チームのポルトガル人監督Fernando Santos フェルナンド・サントスは、23人の
代表の名前を読み上げた後に、ギリシャのアマチュアリーグのMFでプレーするManos Sergios マノス・セルジオスも同行させることを発表した。マノスはギリシャ人の両親のもとで、ブラジルで生まれた選手とのこと。

24人目の名前の発表には会場に驚きが走ったようだが、33歳で西ギリシャのAPE Antirriouというアマチュアチームでプレーするマノスにとっても、ギリシャ代表一行に呼ばれたことは嬉しい驚きだったようだ。

「前日の晩にチームマネージャーの Takis Fyssasから電話がきた時には、もう少しで気を失うと
ころだった」と語っている。

彼がチームに招聘された経緯は、監督にとって、ギリシャでプレーしながらにしてブラジル国やブラジルサッカーの背景に精通しており、代表選手たちにとって欠かせない必要な情報を持っている「重要な選手」だから、ということのようだ。

(文/加藤元庸)