ワールドカップ前に弾けてしまっている「ロック・イン・リオ・リスボン」が、いよいよ佳境に

2014年 05月 30日

ワールドカップとオリンピックだけがブラジルのビッグイベントではない。今では世界でもっとも重要なブラジルのイベント、もしくは地球上で最も大事なイベントだ、なんて叫ぶ方もいるかもしれない。「ロック・イン・リオ2014」がいよいよ佳境だ。

1985年に初めて開催されたロック・イン・リオ。初回は海外からはクイーンやロッド・スチュワート、AC/DCなどが、国内からはジルベルト・ジル、パララマス・ド・スセッソ、バラォン・ヴェルメーリョなどが出演した歴史的なコンサートとなった。

以降、少し間をおいて1991年(リオ2)、またも間をおいて2001年(リオ3)に開催されている。

その後は舞台をリオだけではなく、ポルトガルのリスボンやスペインのマドリードでも、「ロック・イン・リオ」の名を掲げてスピンオフ開催されるようになった。2004年(リスボン)、2006年(リスボン2)、2008年(リスボン3、マドリード1)、2010年(リスボン4、マドリード2)と続いたが、2011年(リオ4)以降は、ヨーロッパとブラジルを交互に、毎年開催するようになっている。2012年は(リスボン5、マドリード3)、2103年は(リオ5)だったので、今年2014年はリスボンでの6回目の開催となっている(次ページにつづく)

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