日本が初戦を迎えるヘシーフィ(レシフェ)では季節の名物祭り“フェスタジュニーナ”の真っ最中

2014年 06月 14日

フェスタジュニーナ、ヘシーフィ

今年のヘシーフィのフェスタジュニーナのテーマは「ヘシーフィのサンジョアンはなにもかもいいぞ!」。

6月5日(木)から29日(日)まで様々なプログラムが行われ、約60のアハイアウ(フェスティバル広場)、約800のアトラクションが予定されており、うち90%は地元のローカルな出しものとなるという。

6月10日(火)には、ヘシーフィ市内で最も古い歴史を持つといわれるクアドリーリャを踊るグループ、アハイアウジーニョ・ド・コルデイロと、子どもたちのグループ、シリンドローによるショウも披露された。アハイアウジーニョ・ド・コルデイロは35年、シリンドローは29年、活動している名物団体だ。フェスタジュニーナの祭につたわる伝統的な曲に合わせて歌や踊りを披露した。

また、フェスタジュニーナの時期は伝統芸能だけでなく、街の各アハイアウ(フェスティバル広場)で、コンサートなども行われる。会場となる60箇所のアハイアウは、それぞれに同州が誇るアーティストたちの名が冠され、彼らにオマージュが捧げられている。例えば、トリンダーヂ農場はアハイアウ・ドミンギーニョス。旧市街区にあるサンペドロの中庭はアハイアウ・ドナ・セウマ・ド・ココ。アルセンナウ広場は、アハイアウ・作曲家ジョアン・シウヴァ、といった具合だ。

北東部出身の人気歌手エウバ・ハマーリョやアウセウ・ヴァレンサ、シウヴェリオ・ペッソアなども出演する。