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お土産物に見る、リオのデザインの変遷を紹介「頭のてっぺんからつま先までリオ!」展

頭のてっぺんからつま先までリオ

7月16日(水)、リオデジャネイロのチランデンチス広場にあるカリオカ・デザイン・センターにて、「Com o Rio da Cabeça aos Pés — Sem Medo de Ser Kitsch(頭のてっぺんからつま先までリオ!~キッチュなんて怖がるな)」展が開幕したと、現地メディア(「オ・グローボ」同日づけ、電子版)が伝えている。

同展覧会は、19世紀から現在に至るまでの記録や土産物における、リオデジャネイロのデザインや描かれた方を示したもの。3つのパートに分かれていて、19世紀から現在に至るまでのリオのお土産が歴史を追って紹介されている。

この分野の研究家で、自身もデザイナーであるイザベラ・ペホッタさんが、約300枚の写真と、伝統的なものからそうでないものまで、リオの風景などがデザインされたグッズを展示している。

最初のパートでは古いお土産のエピソードと共に、J. Steinmann (1834)、 Frederico Guilherme Briggs(1846)、Abraham Louis Buvelot e Louis Auguste Moreau (1845)が残した記録からの図版が展示されている。

19世紀のリオの日常や風景が描かれた繊細なリトグラフは、外国人画家の手で描かれたものだという(次ページへ続く)。

頭のてっぺんからつま先までリオ2

(文/麻生雅人、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)

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