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リオのキリスト像がブルーにライトアップ

青いキリスト像

リオデジャネイロ、コルコヴァードの丘にそびえるキリスト像(クリスト・ヘデントール)が7月28日(月)から青色にライトアップされている。現地メディア(「R7」同日づけなど)が伝えている。

青いライトアップは、国連のブルーハート・キャンペーンにちなんで行われているもの。

国連のブルーハート・キャンペーンは“反人身売買”の活動のために、人々を励まし、支援を集める活動を行っている。また、人身売買を根源からなくすために、その原因につながる貧困や、麻薬犯罪取引の撲滅にも目を向けながら活動しているという。

ライトアップは、「人身取引反対世界デー」である30日まで行われる。

人々とその生活を守り、保障するためにこの活動は必要だとクリスト・ヘデントール巡礼地を守るオマール・ハポーゾ司祭は語った。また、司祭は、ハートにイルミネーションが灯るということは、愛を表わします。社会がもう一度、人身売買や奴隷制度について考え直す機会になるだろうとも語った。

2014年、クリスト・ヘデントールが反人身売買キャンペーンに手を貸したのは今回が2度目となる。

ワールドカップブラジル大会が始まる前の6月5日~8日、コルコバードの丘に観光客を運ぶ電車の乗り場の横に、プレゼントが入っているギフトボックスのように飾られた大きな箱が設置された。箱は内側が見られるようになっており、その内側には、実際に起こった人身売買事件の事例報告が記されていた。

このキャンペーンは「Gift Box ギフチ・ボックス」と呼ばれた。

また、7月30日の「人身取引反対世界デー」に向けて、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長がメッセージを公表。同日、国連広報センターが発表した。

潘基文・国連事務総長は、人身取引について「被害者の権利と尊厳を否定し、組織犯罪ネットワークに数十億ドルの収益をもたらす冷酷なグローバル産業です。人身売買の対象となる多くは、だまされて過酷な生活へと追いやられた弱い女性や子どもたちです。こうした被害者は性的搾取を受けたり、奴隷に近い条件で強制的に働かされたりします」と語った。

また、人身取引に終止符を打つためには根本的原因に取り組むことも必要だとも述べた。

「人身取引犯は極度の貧困、不平等の固定化、教育や機会の欠如などで生じた脆弱性につけ込むからです。究極的には、すべての人に寄与する開発を加速することが最善の防御策となります。この犯罪に私たちの目を、そして被害者に私たちの心を開こうではありませんか。今こそ人身取引に「ノー」を突きつける時なのです」(潘基文・国連事務総長)

(文/麻生雅人、写真/Vladimir Platonow/Agência Brasil)
7月28日、ブルーにライトアップされたコルコヴァードの丘のキリスト像(クリスト・へデントール)

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