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サーフィン、USオープン男子でブラジルが2年連続優勝。
2014年はフィリッピ・トレードがタイトル獲得

フィリッピ・トレード

サーフィン界ではここ数年、ブラジルウェーブが凄い。

全米オープンでは数年前までは、アメリカ人とオーストラリア人の対決と相場が決まっていて、他の国の選手が割って入る場所はなかった。

しかし2013年はブラジル人のアレージョ・ムニースがチャンピオンとなり、今年もブラジルが優勝。2年連続でブラジル人のチャンピオンが生まれることになった。カリフォルニアのメディア「ハンティントン・ビーチ・インディペンデント」が伝えている。

昨年、初めてブラジルにUSオープンのタイトルをもたらしたのはアレージョ・ムニース。ところが2014年の今回で、決勝のヒートにアレージョの名はなかった。アレージョは残念ながら最初のラウンドで3位となり、競技から脱落していた。

その一方で決勝に勝ち進んだのは、2013年に、2回戦でアレージョに敗れていたフィリッピ・トレードと、ウィリアン・カルドーゾ。35分に渡る熱いバトルの末、ウィリアンを破りフィリッピ・トレードがタイトルを獲得。サーフィンのメッカ、ハンティントンビーチで10万ドルの賞金を獲得した。

フィリッピ・トレードとウィリアン・カルドーゾはライバルでもあり友人でもあるという、深い絆で結ばれた関係。パワー対スピードの闘いを繰り広げたが、スピード感で圧倒したフィリッピが優勝だと決まった時、年上のウィリアンは波上で祝福したという。

二人を応援するブラジル人集団も、ハンティントンビーチでヒートアップ。W杯にも負けない応援となったという。

競技の最後の週末には、フィリッピ・トレードはサーフィンバトル、ラウンド4のヒートアクションでアメリカ合衆国のマイケル・ダンフィーに対して、1分を残した時点で敗色が濃厚だった。しかし、大波を味方に大逆転勝利を収めて、文字通り波に乗った。その後は何度も高いジャンプの360度回転のターンを決めて決勝にコマを進めていった。

「全米オープンに勝てたのは凄いこと」と3年前、全米オープン男子プロジュニアタイトルを手にしたフィリッピは喜びを隠さない。

ところで、現在、サーフィンはオリンピック競技には加えられていない。サーフィンがオリンピック競技になり得るかという問いには、2020年にはありえないが2024年にはまだ可能性はあると言えそうだ。

競技選考基準に「男性は4大陸・75か国以上。女性は3大陸・40か国以上で広く行われていること」とあるため、サーフィンは競技団体数を考えると基準からは不足している。アマチュアのサーフィン連盟が世界各国で団体を整備しなければ登録は難しいだろう。

オリンピックにおける実施競技の上限は28競技だが、中核競技以外にも、五輪活性化のために実施競技入れ替えが大会ごとの追加枠で採用されることがある。この「その他の競技」として考慮される可能性もある。

(文/加藤元庸、写真/Getty Images)
2014年USオープン男子の覇者フィリッピ・トレード。写真は2012年、オーストラリアのゴールドコースト

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