サルヴァドール市、バーハ海岸地区リニューアル記念イベント開催。期間限定観覧車、グルメフェア、コンサートも

2014年 08月 21日

バーハ海岸看板

バイーア州サルヴァドール市では市の観光促進を目的に、バーハ海岸地区をリフォーム。8月22日(金)に披露される予定だという。現地メディア(グローボ系「コヘイオ」、「バイーア・ノチシアス」、「G1」など)が伝えている。

それに先駆けて8月21日(木)には、バーハ要塞前の立体看板が化粧直しされた。

バーハ海岸の要塞前の広場に、サルヴァドールの文字の形になっている立体看板が設置されたのは今年、2014年の6月2日(金)。ワールドカップブラジル大会開催に向けて、観光促進のために作られたものだ。

当初のデザインはサルヴァドールの文字が黄色とオレンジ色で色分けされたシンプルなものだったが、このたび同看板には、イラストが描かれた。

イラストには、同市最古の建造物のひとつである灯台、ブラジル初の総督府が置かれたこの地に着任したトメー・ヂ・ソウザ初代総督、サンタマリア砦、ジャンガーダと呼ばれる漁師のイカダ、歴史的な白い手すり、自転車で道行く人など、バーハ海岸地区の歴史と景観の美しさを表わすアイテムがポルトガル様式のタイル(アズレージョ)風に描かれている(次ページへつづく)。

(文/麻生雅人、写真/Max Haack/Agecom)
8月21日、バイーア州サルヴァドール市。デザインが一新されたバーハ海岸地区の立体看板。横16メートルにわたる

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