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ジウマ大統領、バイーアで文化団体オロドゥンの家を訪問

オロドゥン バイーア

8月23日(土)にサルヴァドール(サウヴァドール)で遊説や講演を行ったアエシオ・ネーヴィス候補(ブラジル社会民主党:PSDB)に続き、ジウマ大統領(労働者党:PT)が8月29日(金)にサルヴァドールを訪ねたと、現地メディア(「バイーア・ノチシアス」29日づけ)が伝えた。

ジウマ大統領は職業訓練&技術学校を訪問した後、ペロウリーニョにあるアフリカ系ブラジル人文化団体オロドゥンの本部を訪ねた。

ペロウリーニョではオロドゥンや、女性だけで構成されている文化団体ヂダーのメンバーたちと交流した。

ヂダー バイーア

オロドゥンは、バイーアのカーニバルに参加するブロコアフロという側面でもよく知られ、世界各国で演奏も行っている。日本へも何度か来日しており、「愛・地球博」(2005年)、「ブラジルフェスティバル」(2008年)、「アースセレブレーション」(2008)などでも演奏している。

音楽や舞踊などのパフォーマンスから、ワークショップ、ディベート、学校運営、政治活動など、多岐にわたる活動を通して、アフロ・ブラジリアンの伝統や誇りを伝え続けている。

オロドゥンの政治的な活動のひとつとして、1798年にサルヴァドールで起きた「ブジオスの反乱(または「アウファイアッチ(仕立て屋)の反乱」とも呼ばれる)」の、首謀者4名の名を公式に祖国の英雄として名を残すため、国が認定するよう要求を行ったことも知られている。

ポルトガルやサトウキビ農園主など支配者からの民衆の解放を訴え蜂起、奴隷制の廃止も掲げた「ブジオスの反乱」には、奴隷、解放民、商人から聖職者まで、サルヴァドールの民衆が多くかかわり、その数は769人ともいわれている。

反乱鎮圧後には多くの逮捕者を出したが、首謀者とされた4人、ジョアン・ヂ・デウス・ド・ナシメント、ルカス・ダンタス・ヂ・アモリン・トヘス、マヌエウ・ファウスチーノ・サントス・リラ、ルイス・ゴンザーガ・ダス・ヴィルジェンス・イ・ヴェイガは死刑となった。

この要求はバイーアの下院議員ルイス・アウベルト(労働者党:PT)を通じて議会に提案され、2011年、法律12.391号としてジウマ大統領に正式に認可されている。

ジウマ大統領はオロドゥンの家で、ブジオスの反乱の英雄たちにもオマージュを捧げた。

(文/麻生雅人、写真/Ichiro Guerra/Dilma 13)

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