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ブラジルでマリファナ合法化をめぐる公開討論会。医療目的使用の効能も議題に

マリファナ会議

8月25日(月)、ブラジリアの上院で、人権と市民参加による立法委員会(CDH)が民間参加者も交えて、大麻をめぐる公開討論会を行った。8月26日づけ「ジョルナウ・ド・セナード(上院新聞)」が報じた。

討論では大麻の嗜好としての使用、医薬目的、その製造について意見が交わされた。

パネラーとして参加したのは、薬物犯罪に関する国連事務局(UNODC)のナラ・サントス氏、心理学連邦評議会・人権委員会のヴラヂミール・ヂ・アンドラーヂ・ステンプキウキ氏、クリストーヴァン・ブアルキ上院議員(連邦直轄区、民主労働党:PDT)、ブラジリア大学(UNB)生理科学科助教授ヘナート・マウシェル・ロペス氏など。

クリストーヴァン議員は「嗜好としての利用と医薬品としての利用を分けて考えるべき。薬品利用としての認可は急ぐべきだ」との見解を示した。

神経生物学者のヘナート・マウシェル・ロペス助教授は「薬として使う場合、この植物にはさまざまな病気を治す力があります。癌や結節硬化症、レット症候群、自閉症にも効用があると考えられています」と語った。

ロペス助教授によると、大麻の主な有効成分テトラヒドロカンナビノールは抗炎症薬、鎮痛剤、刺激剤、鎮静剤、および、眼圧を下げるのにも役立つという。また、カンナビジオールという成分はてんかんの発作を抑えるの効用があるという。

またロペス助教授は、一方で、大麻を吸引しすぎると記憶が6時間近くも飛んでしまうことがあると指摘する。そのため若者や妊婦、脳に障害がある人は大麻は使用しない方がよいという。ただし、大麻は他の薬物と比べると依存症になる割合は低いという(次ページへつづく)。

(文/麻生雅人、写真/Edilson Rodrigues/Agência Senado)
8月25日、ブラジリア。上院の委員会議室で行われたマリファナ合法化をめぐる討論会

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