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サンパウロで軍警察官が露天商を誤射殺か。警察発表と市民が撮影した現場映像に食い違い

ラパ デモ 軍警察射殺事件

(9月)18日(木)午後、聖市西部のラッパ(ラパ)区10月12日街で、軍警が露天商1人を射殺し、現行犯逮捕されたと19日付伯字各紙が報じた。

被害者はカルロス・アウグスト・ムニス・ブラガさん(30)で、違法コピーのDVDを販売していて警察に捕まった仲間を開放してもらおうと警官と交渉している最中に頭部に弾を受けた。

警察は加害者の名を明らかにしておらず、発砲は誤射によるものだったとしている。

サンパウロ ラパ 警官による射殺

警察は当初、「警官3人が露天商らに暴行を受けていた際、暴漢たちを脅そうとして撃った弾が当たった」と発表していたが、居合わせた人が撮影していた映像が数時間後にその説明を覆した。

レコルジ(ヘコール)局が公開した映像には、警官が左手に催涙スプレーの一種の唐辛子スプレー、右手に銃を持って映っており、被害者が警官の左手を掴んでスプレーを奪おうとしたため、警官が被害者に向け発砲している様子も映し出された。

警官は銃を発射した直後に後方に2歩下がり、銃を地面に置いた。ネット上に流出した映像での被害者は、鼻から血を流して倒れている。被害者はクリニカス病院に運ばれたが、既に死亡していた。

現場では腹を立てた露天商がゴミで築いたバリケードに火をつけ、バスを焼き討ちするなどの抗議行動が起き、約3時間、混乱が続いた。

軍警は映像公開前、被害者は軍警の武器を奪おうとしたために胸部を撃たれたとし、軍警も被弾したと発表していた。だが、映像公開後は、被害者の被弾箇所や負傷した軍警の有無などには答えられないと言を翻した。

州保安局は同夜、発砲した軍警の身柄拘束を発表。軍警も事件の詳細と発砲の詳しい動機を明らかにするため、内部調査を行うと発表した。この件の捜査は市警の殺人・人身保護担当課(DHPP)でも行われる。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Oswaldo Corneti/Fotos Públicas)
写真は9月20日、サンパウロ市ラパ地区。カルロス・アウグストさん殺害事件に対する住民の抗議デモと軍警察官

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