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ブラジリアで立て籠もり事件。人質を取り“世直し”を要求

ブラジリア立てこもり事件

ブラジリアの官庁街近くのホテルで9月29日、拳銃を所持した男が人質のチョッキに偽の爆発物を仕掛けて約7時間立て篭もり、150人の警官が駆けつける騒ぎとなった。30日付フォーリャ紙などが報じた。

被害者はホテル職員のジョゼ・アイルトン・デ・ソウザさん(55)で、ホテルに滞在していたジャック(ジャッキ)・ソウザ・ドス・サントス容疑者(30)に、13階の部屋のバルコニーで脅迫され、人質にとられた。

同容疑者はトカンチンス州コンビナード市の元農業局長の進歩党(PP)員で、08年には同市市議選にも立候補している。

同容疑者はフィッシャ・リンパ法を直ちに施行(2010年成立、今年の選挙戦から適用)し、イタリア人の元政治犯で殺人罪に問われているケーザル・バチスチ氏の強制送還をすべきと主張(伯国政府は4年前、同氏を強制送還しないことに決めた)。人質に拳銃を突きつけ、「自殺する」「(チョッキに仕掛けた)爆弾を爆発させる」と脅迫した。

警察は当初、爆発物は本物である可能性が高いと見て周辺を封鎖。同ホテルと付近の郵便局からは全員が避難した。

容疑者は立て篭もりから約7時間後の午後4時頃に投降し、チョッキを脱いだ人質の左手と自らの右手に手錠をかけた姿でベランダに現われた。警察によれば、拳銃と爆発物は偽物だった。

この誘拐の様子をコンビナード市でテレビで観ていた同容疑者のおじは、「いつも穏やかな性格で、手のかかる奴じゃなかった」と話した。

人質となったソウザさんは体調を崩して病院に運ばれ、容疑者は警察に連行された。誘拐と脅迫の罪で、最長で9年の懲役が科される可能性がある。

警察によれば、立て篭もった13階は労働者党(PT)の番号であることから選ばれ、26日には母とおじにブラジルの変化を望む内容の手紙を書いていたという。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/José Cruz/Agência Brasil)
9月29日、ブラジリアのホテル・セイント・ピーター。ジョゼ・アイルトン・ジ・ソウザさん(右)を人質に立てこもるジャッキ・ソウザ・ドス・サントス容疑者(左)

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