リオデジャネイロのトン・ジョビン国際空港の押収品、オークションで売り出される

2014年 10月 2日

リオ空港 押収品 オークション

リオデジャネイロのトン・ジョビン空港(ガレォン空港)で9月15日~18日に、空港で押収されたものの、その後持ち主が現われなかった貴金属類のオークションが行われた。

オークションにかけられたのは1308の忘れ物などで、そのうち1134が腕時計、17個が宝石、52個のダイアモンド、5個のエメラルドだった。総額150万ヘアイス(レアル)相当の品物だったという。

連邦オークション収入委員会のパトリシア・ミランダ代表は、一般の個人がオークションに多く参加することを目標にしたという。

「オークションの参加者が入札しやすいように出品されたものを分類して展示しました。ものによって最低入札価格は50ヘアイスからになりました。ダイヤモンドやエメラルドは品物の性質上、法人のみの入札としました」

パトリシア氏によると、出品された品物はトン・ジョビン国際空港の税関検査によって保留されたままになっていた品物であると説明した。

「手荷物として持ち込まれたものも、預けられた荷物にあったものも含め、輸入が禁じられている手段で持ち込まれたものなど。その後、持ち主からの連絡がなかった押収品です」

オークションの登録はリオブランコ大通りにあるカイシャ・エコノミカ・フェデラウ(連邦貯蓄銀行)で15日と16日に行われ、オークション自体は17日に開催、結果が18日に公表された。

(記事提供/Agência Brasil、訳文/麻生雅人、写真/Assessoria de Imprensa da CAIXA)