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和食とペルー料理の融合料理がサンパウロで人気。「セビーチェ寿司」も登場

セビーチェ寿司

「ペルー、そして地元の日系文化をブラジルに伝えたい」。

そう意気込むのは、聖市在住の日系ペルー人三世、橘谷(きつたに)ロシオさん(42)。1年前に渡伯したホルヘ・ルイス・ピミンチューモ・ビジャロボスさん(26)と、半年前にペルー料理の仕出しサービス「George Villalobos」を立ち上げ、料理イベントの企画のほか料理教室も実施する。

(10月)12日にイビラプエラ公園で開かれた「第2回エキスポ・セビーチェ」にも出展し、ペルー風のセビーチェ寿司(スシ・セビチェアード)を初紹介し、「日秘融合料理」を登場させた。

セビーチェ寿司は、レモン、香辛料、コリアンダー、塩などでマリネした伝統的なセビーチェをシャリに乗せ、アヒ・アマリージョ(黄とうがらし)にマヨネーズやレモンを混ぜた特製タレをかける。

「本当にブラジル人は日本食が大好き。エキスポでは一人で3皿食べた人がいたし、子どもにも好評だった」。イベント終了後、橘谷さんは新メニューの反響に目を輝かせた。

同イベントは伯国内最大のペルー系イベント。1回目の出展数は9店だったが、今回は聖市内のペルー料理店20店中19店が参加(仕出し屋を含む)、5千人が来場し、セビーチェを中心としたペルー料理を堪能した。

当地より10年ほど早く日本移民が始まった同国だが、移民数は約3万6千人と規模が小さく、日系社会も10万人程度といわれる。食材を輸入に頼るため「日本食=高級食」で、広く浸透するには至っていない。

しかし一世が立ち上げた日本食店は日系人に受け継がれ、アボガド、海老、クリームチーズ、サーモンの燻製など、現地の食材を使った巻き寿司に代表される日秘融合料理が盛んだという。

「スシ・セビチェアードは二人の創作料理。まだペルーにもないと思う」とホルヘさん。昨年11月、聖市のペルー料理店「Huaco」の開店サポートのため来伯し、同店の経営や広報を手伝っていた橘谷さんと知り合った。「今後は日本、ペルーの元来の味を守りつつ、ブラジル人が好む日系ペルー料理を考えたい」と意欲を燃やす。

まだ店舗こそないが、在聖ペルー総領事館やイベントに招かれる中で、「短期間に老舗ペルー料理店並に有名になった」という手ごたえを感じている。「ペルー料理だけでなく、日系ペルー食も出してほしい」との声を受け、「日本食が盛んな当地ならいける」と導入を決めた。

その初お披露目の舞台となった同エキスポでは、イノベーション賞を受賞するなど好発進だった。初めは半信半疑だったホルヘさんも「エキスポで日本食人気を実感した」という。二人は「日系ペルー食はブラジルなら絶対に受ける。近いうちに店も持ちたい」と張り切っている。

連絡先は電話=11-97241-0076、メール=georgevillalobos@gmail.com、もしくはサイト(www.facebook.com/george.villalobos.378)まで。

(写真・記事提供/ニッケイ新聞)

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