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ブラジルのサッカー・サポーター、乱闘でまたも死者

パルメイラスのサポーターが死亡

サッカーの試合でゴールの瞬間にサポーターがショック死したかと思えば、審判が選手を刺殺、怒った観衆が審判を殺害なんて事件もあった。ファン同士の大乱闘に至っては珍しくない光景ともいえるブラジル。

ワールドカップブラジル大会のブラジル対チリの日は、試合の最中に医療機関の手当てを受けた人は60人以上で、死者も1名でている。

日本では信じられない出来事が次々と起こるブラジルではあるが、サッカーがそれだけ人々にとって重大なイベントである、ということは言えるだろう。

2014年の8月にもコリンチャンスとパルメイラスのサポーター同士の乱闘事件があり死者も出ているが、10月19日(日)、またもサポーター同士の闘争の中で死者がでた。テレビグローボの「ボン・ヂーア・ブラジル」、「スポルTV」、「G1」などが伝えている。

サンパウロ市の警察によると、死亡したのはパルメイラスのファンの男性(21歳)、1名。事件が起きたのは、サォン・ベルナルド・ド・カンポ地区で、サンパウロで最も混む高速道ののひとつで、市街地とバイシャーダ・サンチスタ地域を結ぶアンシエッタ高速道上だった。

この日、同市のパカエンブーで行われたサントス対パルメイラスの試合が行われる前の正午ごろ、パルメイラスのサポーターたちが、2台のバスに乗ってやってくるサントスのサポーターたちを待ち伏せしていた。

警察によるとパルメイラスのサポーターたちは、石や木材を手にサントスのサポーターたちを待ち伏せして襲い掛かったという。

バスは止まり、サポーターたちは衝突。高速道路は抗争の場となったという。道路には石や花火、こん棒などが散乱、アンシエッタ高速道は2時間近く閉鎖された。

警察によると、サントスのサポーターを乗せた2台のバスにはもう2台の車が同行しており、道を塞ごうとした少なくとも5人のパルメイラスのサポーターが車に轢かれたという。その中の1名であるレオナルド・ダ・マッタ・サントス(21)が病院に運ばれた後、死亡した。

計7名のパルメイラスのサポーターが逮捕され、4名はサォン・ベルナルド・ド・カンポの警察に拘留された。残る3名は病院に入院しているが、やはり拘留されることになっているという。

警察によるとサントスのバスは、申し出が出ていないため護衛をつけていなかったという。

文民警察は現在、パルメイラスのサポーターによる襲撃の動機が、以前にあった両チームのサポーターの抗争事件の復讐かどうかを捜査中とのこと。2014年の7月17日に、サントスのサポーターがパルメイラスのサポーターのバスに投石する事件が起きていた。

(文/加藤元庸、写真/Reprodução SporTV)
写真は待ち伏せされたサントスのサポーターのバス。「SporTV」は日本ではグローボインターナショナル(スカパー! ch514)で放送中

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