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ブラジル大統領選決選投票の世論調査、ジウマ氏優勢に

ジウマ大統領支持者

(10月)20日に大統領選決選投票前3度目のダッタフォーリャの世論調査が発表され、今回も誤差範囲内での引き分けではあるものの、ジウマ大統領(労働者党・PT)が初めてアエシオ・ネーヴェス(ネヴィス)氏(民主社会党・PSDB)を抜き、優位に立った。21日付伯字紙が報じている。

今回のダッタフォーリャの調査は全国257市、4389人を対象に20日に行なわれ、「ジウマ氏に投票する」と答えた人が46%で、アエシオ氏の43%を上回った。前回(14~15日)は45%対43%、前々回(8~9日)は46%対44%でアエシオ氏が上回っていた。

さらに「わからない」が6%、白票・無効票は5%だった。これらを除いた有効票で比較すると、ジウマ氏が52%、アエシオ氏が48%という計算となる。前回、前々回は共に51%対49%でアエシオ氏の方が上回っていた。

今回の地区別の結果を見ると、ジウマ氏は、PTが重点的にキャンペーンを行なった聖州をはじめとした南東伯の5%ポイントをはじめ、中西伯で6%ポイント、北伯で4%ポイント、北東伯で3%ポイント、それぞれ支持率を上げた。

それに対しアエシオ氏は各地で微妙に支持率を下げた。とりわけ中西伯で9%ポイント支持率を下げたのが響いた。

男女別に見ると、ジウマ氏が女性のあいだで4%ポイント上げて支持率を46%にしたのに対し、アエシオ氏の支持率は3%ポイント下がって41%となった。

これは16日のSBT局の討論会で、アエシオ氏がジウマ氏に「レヴィアーナ(思慮が浅い)」と発言したことに対し、PT側が「アエシオ氏は女性に対して口の聞き方が乱暴だ」と攻撃したことが影響したと見る向きが多い。

また、ジウマ氏の支持率が上がった背景には、ジウマ政権への評価が上がったこともある。今回同時に行なわれた現政権への評価は、「良い」が42%、「普通」が37%、「悪い」が20%となっている。

同アンケートで「治安」「保健」「教育」「経済」の分野に対し、ジウマ氏とアエシオ氏のどちらが良くなるかを聞いたところ、前二つでアエシオ氏が上回ったのに対し、後ろ二つはジウマ氏が上回った。さらに「富裕層の味方」というイメージでアエシオ氏が56%獲得したのに対し、「貧困層の味方」でジウマ氏が57%を獲得した。

これらの結果からフォーリャ紙は、「ルーラ政権の際に貧困層から抜け出して中流に上がった新中流層がPTを支持し、PSDBに対し神経質になっているのではないか」との分析を下している。

今回のダッタフォーリャのアンケートでジウマ氏再選の可能性が再び強まったことで、20日のサンパウロ平均株価指数(IBOVESPA)は2.55%下がった。また、ドル高も0.68%進み、1ドル=2.460レアルとなった。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Ichiro Guerra/Dilma 13)
10月20日、ジウマ大統領を支持する人々

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