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ブラジル、エボラの上陸阻止対策、強化へ

サンパウログアルーリョス国際空港ターミナル3

ブラジル厚生省は、エボラが蔓延している国からやってくる輸送機関の乗客を管理するための政治上の手続きを、10月末の週までに変更するための会議を開催したと現地メディア(「エスタダォン」10月20日づけ)が伝えた。

会議には空港の代表者たちと、厚生省や国立健康監視局(ANVISA)の関係者たちがが参加した。

会議ではギニア、シエラレオネ、リベリアからの乗客に対して検疫にための2度のインタヴューを行うことについて話合われた。このシステムは現在、アメリカ合衆国はすでに取り入れられているという。

「現在、諸事項の変更を調整中です。私たちは時間を無駄にしないで有効な手段を取り入れたい」と厚生省健康監視局のジャルバス・バルボーザ長官は述べた。

決断を下すために政府は、国際舞台における議論の過程にも注視しながら、これらの地域からやって来る患者がいつどのようにして国に到着するか、詳細に管理しているという。2014年の前半の半年では、平均15人がこの3ヶ国からブラジルに到着した。ほとんどがサンパウロのグアルーリョス国際空港に到着した。

「毎日3万人の乗客を迎える国際空港の現状と比べると、この人数は多くはありません」(バルボーザ長官)

移動数はもともと少なかったのが、病気の流行が原因でさらに少なくなったという。また、これらの国からブラジルへの直行便はなく、多くの乗客はモロッコで乗り換えを行うとのこと。

「現時点でアメリカ合衆国とイングランドがこの方法を取り入れています。この両国は、直行便を持っています。他の国は、現在、どんな方法が有効かを検討中です」(バルボーザ長官)

今後、飛行機内での検疫インタヴューも検討しているという。新型インフルエンザが流行した2009年には日本でも、アメリカ合衆国から到着した航空機は成田に到着後、機内で検疫が行われた。

「もちろん騒動が起きないように気を配ります。国際保健規則は、パニックを起こさないようにセキュリティを強化することを推奨しています」(バルボーザ長官)

またバルボーザ長官は、乗客たちが登場する前に、アフリカの国々で検疫のインタビューを行うことを基本に考えていると述べた。世界保健機構(OMS/WHO)が8月に世界中に対して緊急報告を行った後に、この3か国から国際線に搭乗を希望した乗客約7万人に対して、病気に感染しているかどうかを確認するためにインタヴューが行われている。

また、到着時に検疫を行うことにより、発熱や下痢、嘔吐、出血などの病気の症状が表われている場合に患者自らが必然的に医療サービスを求めるようになるようにしていきたいという。

(写真・文/麻生雅人)
写真はサンパウロ、グアルーリョス国際空港、2014年に新設されたターミナル3

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