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ブラジル大統領選、投票3日前の世論調査でジウマ候補優勢

サルヴァドールのジウマ大統領

大統領選の決選投票を3日後に控えた(10月)23日、ダッタフォーリャ、イボッピの大統領選の世論調査が発表され、ジウマ大統領(労働者党・PT)がアエシオ・ネーヴェス(ネヴィス)氏(民主社会党・PSDB)に支持率で差をつけ、優位にたった。24日付伯字紙が報じている。

6日の一次投票以降、しばらくはアエシオ氏やや有利の引き分けの状態が続いていた世論調査だが、20日に発表されたダッタフォーリャ以降はジウマ氏がアエシオ氏を抜き返して有利な状況に立っていた。23日に発表された調査結果は、その傾向をさらに強めるものとなった。

ダッタフォーリャの最新調査の結果を有効票で見ると、ジウマ氏が前回の52%から1%ポイント支持率をあげ53%、逆にアエシオ氏が1%ポイント下げて47%となった。これで差が6%ポイントとなり、誤差に関係なく、ジウマ氏が有利となった。

イボッピでも同様に20日の時点でアエシオ氏の支持率が51%から48%に落ちた一方、49%だったジウマ氏が52%にあげて逆転していたが、今回の調査ではアエシオ氏46%、ジウマ氏54%となり、8%ポイントの差がついた。

地域別に見ると、ジウマ氏は北東伯でダッタフォーリャ、イボッピ共に70%を超える支持率を獲得している。残りの地域ではややアエシオ氏が有利か互角の展開なので、ここで差がついたと見ることができる。

北東伯はジウマ氏とルーラ前大統領が重点的にキャンペーンを行なった場所で、両者共に激しくアエシオ氏を批判している。ジウマ氏は21日、ペルナンブッコ州ゴイアーナでの集会の演説で「アエシオ氏が当選の際には連邦貯蓄銀行(CAIXA)や社会経済開発銀行(BNDES)の監査を行なう予定だ」といい、それによってこれらの公的銀行からの支出が滞れば、ボウサ・ファミリアにも影響を与えかねないと語っている。

またルーラ氏も同集会で、「PSDBは北東伯の人々に偏見がある。もし当選してしまうと、ナチス・ドイツがユダヤ人に対して行なったのと同じことをしてしまう」と語り、さらに「イエス・キリストを殺したヘロデより残忍だ」とまで発言している。

こうした展開もあり、ダッタフォーリャの世帯別調査の「最低給与の2倍以下」の貧困層のあいだで、ジウマ氏は64%の支持を獲得している。

また、女性票の得票に関しても、ジウマ氏はアエシオ氏にいずれの調査でも10%ポイント近くの差をつけてリードしている。これはPTが選挙キャンペーンで、アエシオ氏がジウマ氏に対して「レヴィアーナ(思慮が浅い)」と呼んだ場面と、一次選での大統領候補討論会でのルシアナ・ジェンロ氏との討論の模様を映し、「女性に対して敬意を払わない人物」と揶揄したことも影響している。

またルーラ氏は18日のベロ・オリゾンテ(べロオリゾンチ)での集会で、アエシオ氏のことを「女性に暴力を振るったことのあるような人物」と称していた。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Ichiro Guerra/Dilma 13)
写真は8月29日、バイーア州サルヴァドール。ジウマ氏(右)は職業訓練&技術学校やオロドゥン文化センターなどを訪問した

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