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ポール・マッカートニー、エスピリットサント州で公演

ポール・ブラジル公演2014

11月10日(月)、エスピリットサント州グランジ・ヴィトーリア圏のカリアシッカ市にあるクレベール・アンドラージ・スタジアムの舞台に21時03分頃、照明が灯りポール・マッカートニーは姿を現わした。公演の模様を現地メディア(「エスタダォン」11日)が伝えている。

ポールが同州初で公演を行うのはこれが初めてのことで、同スタジアムが国際イベントを開催するのもこれが初めてだという。

ポールが宿泊したのはヴィトーリア市、エンシアーダ湾を眺められるゴールデン・チューリップ・ホテルのスイートルーム。1泊5600ヘアイス(約25万円、為替は1ヘアウ=45.128005円で換算)の部屋で、日曜の午後をここで過ごしたという。

ポールは無地の白いシーツと、ピアノを部屋に置いてもらえるよう注文したという。ピアノではアニメ映画化されるポールの絵本「High In The Clouds ~あの雲のむこうに~」のサウンドトラック用の作曲をするためのものだとのこと。同アニメ映画は、「ライオン・キング」や「スチュワート・リトル」を手掛けたロブ・ミンコフ監督が起用される予定だという。

コンサートの序盤では「Eight Days A Week」やニューディスクの曲「Save Us」、「All My Loving」を披露。ポールは「ついにここに来ることができました、良かった!」とポルトガル語で挨拶もしたという。その後空を見上げて青いジャケットを脱いだポールは「Let me Roll It」を演奏した。

ビートルズの名曲のひとつ「Paperback Writer」は新しいヴァージョンで披露された。60年代のいくつかの録音で使ったものだというエピフォンのギターによるソロ演奏を交えた同曲では、ジミ・ヘンドリックスへのオマージュを捧げたかったと語ったという。

「My Valentine」は現在の妻ナンシーに捧げられ、「The Long and Widding Road」ではスクリーンで映像も映し出された。コンサートでは「New」、「Queenie Eye」などニューアルバムの曲から「Let It be」、「Hey Jude」、「Back in the URSS」といったお馴染みの曲までが演奏された。

ところでこの日、コンサートがはじまる前、会場では騒動が持ち上がっていたと「エスタダォン」が伝えている。

ヴィトーリア市の障害者の父母と友の会(APAE)によって選ばれたダウン症と自閉症の12名の青少年が家族と共にコンサートに招待されていたが、開場時に入場を断られ、家族たちが泣いたり怒ったりする騒動が起きていたという。

青少年と父母兄たちは、ポールの興業サイドから送られたEメールによる正式な招待状を持っていた。しかし18時頃、彼らは興業サイドから入場の権限はない旨を告げられ、親の中には泣き始める人もいたという。

ダウン症の子息に付き添ってきたヴェラ・ルシア・ガウジアさんは「何が起こっているのでしょう、信じられません。私はここを出ません。子どもたちは期待に胸を膨らませてとても嬉しがっていたんです。なのに今、私たちは、出て行けと言われています」と語った。

興業サイドは障害者の父母と友の会からの訪問は聞いておらず、この件には誤解があると強調、対応したスタッフは「我々にこの件に関する権限はない」と答えたという。

(文/麻生雅人、写真/Matheus Soares/Mile4 Assessoria de Comunicação)
11月10日、エスピリットサント州グランジ・ヴィトーリア圏カリアシッカ市。クレベール・アンドラージ・スタジアムで公演を行ったポール・マッカートニー

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