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IBSA ブラインドサッカー世界選手権2014、ブラジルが優勝

ヒカルド選手

国立代々木競技場で11月16日(日)~24日(月)まで開催された「IBSA ブラインドサッカー世界選手権2014」は、24日、ブラジルの優勝で幕を閉じた。

決勝戦のカードは、二連覇で同大会四度目の優勝を狙うブラジルと、これまで二度優勝しているアルゼンチンとの宿命の対決となった。

試合は決勝戦らしい白熱した展開となり、勝敗は延長戦へと委ねられた。

延長後半にブラジルのジェフェルソン選手が得点、ブラジルが1-0で勝利し、同大会四度目の優勝を果たした。悲願のテトラ・カンペォンとなった。

決勝のゴールを決めたジェフェルソン選手はバイーア出身の25歳。2014年の年間最優秀選手でもあり「今回の活躍でブラインドサッカーの歴史に名前が残せて嬉しい」と喜びを隠せなかった。

また、大きなプレッシャーを見事に跳ねのけスピード感あふれるドリブルで会場の観客を魅了したヒカルジーニョ選手は、今大会5得点で得点王となり、大会MPVに輝いた。

ヒカルジーニョことヒカルド・アウヴィス選手は6歳の時に両目の視力を失い、その後トレーニングを重ねて技術を磨き、セレソンの10番を背中に着けるようになったという。今回の優勝で弾みを付けたヒカルジーニョ選手は、2年後の2016年にリオデジャネイロで開かれるパラリンピックでの活躍を誓った。

一方、開催国日本は準々決勝で中国と対戦し、PK戦で惜しくも敗退した。その後、ドイツとの5位決定戦でも0-1で惜敗し、大会を6位(過去最高位)で終了した。

今回、多くのサポーターに囲まれた日本代表チームの中にブラジル出身の選手、ホベルト・ササキ選手がいた。

ホベルト選手は、1997年に来日。2006年に遭遇した事故が彼の両目から光を奪い、その後、ブラインドサッカーと出会って人生が変わり、日本に帰化したという。フィジカル面の強さなど様々な才能を見出され、日本でブラインドサッカーの選手として活躍。この日もセレソン・ジャポネーザ(日本代表)の一員としてスタメンで試合に出場し大活躍した。

ホベルト選手は大会終了後、出身国であり優勝国でもあるブラジルの選手たちと言葉を交わし、2016年のリオデジャネイロ大会でブラジルと対戦することを固く約束した。

今回の「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014」では大会を通じて約6,000人の観客が会場に詰め掛け、視覚障がい者の熱いプレーや高い技術を目の当たりにした。2020年に東京で開催されるパラリンピックに向けて、これからもブラインドサッカーから目が離せない。

(写真・文/平松伸行/ノブライズ)
写真は大会MVPに輝いたブラジル代表のヒカルジーニョことヒカルド・アウヴィス選手

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