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11月20日、リオのズンビ・ドス・パウマーリス記念碑前で「黒人意識の日」祝われる

黒人意識の日

ブラジルで「黒人意識デー」に定められている11月20日、リオデジャネイロ市の中心にあるズンビ・ドス・パウマーリスのモニュメント近辺で開催されたさまざまな記念イベントに数百人の人々が集まった。

この日は朝早くから、アフォシェー、音楽のライヴ、ホーダ・ジ・カポエィラなどがこの場所で次々と行われた。

また毎年この日には、奴隷制度に抵抗した英雄のシンボルでもある、ズンビ記念碑を洗う儀式も行われる。地理統計院(IBGE)の調査によると、リオデジャネイロ州の人口のうち51.7%の人々が、肌の色が黒もしくはブラウンの黒人種であることを自ら表明しているという。

宗教的不寛容反対委員会(CCIR)で対話を担当しているイヴァニール・ドス・サントスさん(ババラオとよばれる、アフリカ系宗教の僧侶である)は、ポジティヴな面でいえば、ズンビを国民的英雄としてしかるべき立ち位置に置いているこのフェスタは、ブラジルにおける黒人の成功の象徴といえる、と語った。

黒人意識の日

「ズンビは一般大衆に広く知られる存在ではありませんでした。何十年か前に黒人運動が起こり、奴隷解放記念日とされている5月13日とは別に、11月20日を、ブラジル黒人意識の日として定めました。何年もの間、黒人意識の日はこぢんまりと祝われていましたが、今では国中で祝われています。かつては考えもしなかったことです」(イヴァニール・ドス・サントスさん)

現在はまだ実現されていないが、イヴァニールさんは黒人意識の日が、国全体で祝日となる日を願っている。そしてまたイヴァニールさんは、5月13日は奴隷解放記念日に定められているものの、「(ブラジルの黒人たちは)決して完全に奴隷制度から解き放たれたわけではなく」、「私たち自身がそれを全うしなければならない」と強調した(次ページへつづく)。

(記事提供/Agência Brasil、訳文/麻生雅人、写真/Fernando Frazão/Agência Brasi)
写真は11月20日、ズンビのモニュメント前で黒人意識の日を祝う人々

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