サンパウロファッションウィーク2015秋冬コレクション 「Amapô(アマポ)」

2014年 11月 30日

アマポ SPFW2015

カロリーナ・ゴウジとピチー・タリアーニがデザインするアマポは、今年で10周年ということで、自らのこれまでの作品をインスピレーションにしたそうです。

毎回明るくユーモア溢れるコレクションを発表するアマポですが、今回は、マイケル・ジャクソンのトラックに乗せて展開。

ジーンズを基調にしたコレクションで、クリスタルの付いたブラウスや動物のプリントが目を引きました。

ショーはファッションウィーク最終日の最後から2つ目ということもあり、会場全体が体を揺らして歌詞を口ずさみ、すっかりパーティーモードになりました。モデルには、ロックバンド、フレズノのルカス・シウヴェイラも登場。大きな歓声を浴びていました。

また、ショー終了後のバックステージも盛り上がっていました。カロリーナ・ゴウジの誕生日ということで、デザイナー、ドゥドゥ・ベルトリーニ(ネオン)らが指揮を取り、「ハッピバースデー」の大合唱。ライターの火を吹き消す場面もありました。

カロリーナさんは、「アマポは、とにかくブラジルらしいブランド。いつまでも若々しく、楽しいブランド」だと話していましたが、それを体現するようなコレクションでした。

(写真・文/東リカ Rika Higashi)
11月7日、サンパウロファッションウィーク2015秋冬コレクションより「アマポ」。左からカロリーナ・ゴウジ、ルカス・シウヴェイラ、ピチー・タリアーニ。ランナウェイ写真は次ページ以降に掲載