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ブラジルで禁煙法施行。天幕などで部分的に閉鎖された空間も禁煙に

禁煙法

承認からほぼ3年も経ち、(12月)3日から伯国(ブラジル)全土で公共、私営を問わず、閉鎖空間(屋根や壁などで全面的または部分的に閉鎖された全ての場所)での喫煙を禁止する法律が施行されたと3日付伯字各紙が報じている。

これにより、壁や間仕切り、軒先に張り出した天幕などで覆われたり囲まれたりしているだけでも、喫煙禁止となる。

禁止は煙草の広告にも及ぶ。煙草の陳列は商店の中だけに限られ、ポスターも禁止。喫煙の害を警告する表示はケースの裏面と片側の側面に表示されなくてはならない。

これらの規定を守らない施設や商店には2千レアル~150万レアルの罰金が科せられ、営業権剥奪の可能性もあるが、喫煙者は罰せられない。

承認から施行までに3年を要したのは、煙草業界が行政機関に施行差し止めを求める陳情を行ったりしたためだ。

タバコ規制連盟(ACT+)によると、22の州と連邦直轄区に禁煙法があったが、屋内の喫煙所を禁止しているのは8州だけだった。全国法に合わせて変更される。

喫煙問題の専門家は新法施行で伯国の禁煙対策が前進したと評価。「青少年に多い、煙草は自由と結びついているというイメージを壊すことに繋がる」と、オズワルド・クルス財団煙草と健康研究センターのダニエレ・バラータ氏は述べた。

ブラジル麻薬・アルコール研究会のアナ・セシリア・マルケス氏は、「広告が減れば、煙草を知る機会も喫煙の機会も減る」から若年喫煙者の数が減ると考えている。

今回施行された法律は抜け道も残した。ACT+事務局長のパウラ・ジョーンズ氏によると、タバコを置くショーケースのサイズやパッケージの規格に関する制限がない上、煙草販売所が喫煙可能なレストランになってしまう可能性もあるという。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/USP Imagens)

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