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バイーアの海を違法漁業から守れ! 軍警察が装備を強化

環境保護警察中隊

日本のみならず世界中いたるところで、海を荒らして、人命を脅かし、海洋資源の略奪や環境を破壊する違法漁業に、頭を悩ませられている人たちがいるようだ。

ブラジルのバイーア州サルヴァドール市のトドス・オス・サントス湾の周辺や、イタパリカ島を含む56の島々では、同州の軍警察官が、違法漁業などの海洋犯罪に立ち向かっている。

同湾の警備に当たる環境保護警察中隊(COPPA)は、これまでにもアルミボート、陸上の車両やバイクを保持していたが、新たに、1台の21フィート艇、2台のゴムボート、9台の水上スクーターを支給された。バイーア州政府が公表した。

環境保護警察中隊

バイーア航海センターで行われた授与のセレモニーにはバイーア州軍警察のアウフレッド・カストロ大佐、特別監視部隊のパウロ・ファウスチーノ大佐、環境保護公社警察のニウトン・セーザル・マシャード大佐も参列した。

マシャード大佐によると、支給されたこれらのボート類は基本的には環境保護のために使われるが、有事の際には他の用途にも利用すると語った。

「我々は憲法上、海上で警察活動を行う権限は持っていませんが、軍警察官でもあるので、海上における環境犯罪とは戦います。また、麻薬取引や海賊行為など、他の分野の犯罪撲滅にも協力します」(ニウトン・セーザル・マシャード大佐)

環境保護警察中隊

マシャード大佐はまた、今年(2014年)だけでも環境保護警察中隊(COPPA)の128名の軍警察官が4000の船舶を拿捕して、うち24は、火薬を使った違法漁業を行う船だったという。

「爆薬を使った漁法は、魚以外の生物にも影響を及ぼします。例えばトドス・オス・サントス湾ではイセエビも減少しています。また、観光で来ていたダイバーや遊泳している人が失明したり耳が聞こえなくなるなど怪我をしたり、死亡する例も起きています」(ニウトン・セーザル・マシャード大佐)

軍警察のアウフレッド・カストロ大佐は、軍警察は、なにをさておいても、人命を守ることを最優先すると述べた。

「環境保護警察中隊(COPPA)は環境を保護するだけでなく人名も守ります」(アウフレッド・カストロ大佐)

(文/麻生雅人、写真/Camila Souza/GOVBA)

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