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ペトロブラス贈収賄事件、関与が疑われる政治家の起訴は2月以降に。新聞は疑惑の28名のリストを公開

ペトロロン 疑惑政治家リスト

連邦検察庁のロドリゴ(ホドリゴ)・ジャノー長官は12月(18日)、ラヴァ・ジャット作戦でペトロブラス(PB)疑惑(ペトロロン)に関与した政治家らの起訴は来年2月以降になることを明らかにした。

19日付エスタード紙は既に告発が予想されている政治家28人の名前を掲載、その中には第1期ジウマ政権の官房長官だったアントニオ・パロッシ氏などの名前も含まれている。18~19日付伯字紙が報じている。

検察庁は11日と15日に、PBとの契約に関して贈収賄を行った企業役員やPB元理事ら39人を起訴、裁判所もそれを受け入れたが、政治家の起訴は来年2月まで延期された。

ジャノー長官は当初、年内にペトロロンに関与した政治家の告発も行う意向で、ジウマ大統領もそれを望んでいた。同大統領としては、1月からの第2期政権に同事件で疑惑をかけられた政治家を閣僚入りさせたくないからだ。

だが、ラヴァ・ジャット作戦で集まった情報は余りにも多く、起訴は遅れた。最高裁は19日までに検察庁が提出したPB元供給部長のパウロ・ロベルト・コスタ被告と闇ブローカーのアルベルト(アルベルト)・ユセフ被告の供述書を認めたが、最高裁は19日で閉廷となり来年2月再開のため、起訴はそれ以降となる。

ラヴァ・ジャットの場合、PB関係者や闇ブローカー、企業家はパラナ州連邦地裁の扱いになるが、連邦議員などの政治家は最高裁での扱いとなる。

19日付エスタード紙は、2月以降の告発の際に予想される政治家28人の名前を掲載した。それは事件の仕掛け人の一人であるコスタ被告が、パラナ州の連邦検察で8月下旬から9月上旬に行った供述をもとにしたもので、28人の内訳は、進歩党(PP)10人、民主運動党(PMDB)8人、労働者党(PT)8人、ブラジル社会党(PSB)1人、民主社会党(PSDB)1人となっている。

この中には第1期ジウマ政権の官房長官で、第1期ルーラ政権で財務相も務めたアントニオ・パロッシ氏(PT)の名前がある。コスタ容疑者によると、同氏は自身が選挙参謀をつとめた2010年のジウマ氏の最初の大統領選の際、200万レアルの資金の横流しを要求したという。

ジウマ政権の閣僚経験者はエジソン・ロボン(ロバォン)現鉱山動力相(PMDB)やグレイジ・ホフマン前官房長官(PT)、マリオ・ネグロモンテ(ネグロモンチ)元都市相(PP)が含まれる。

また、レナン・カリェイロス、エンリケ(エンヒッキ)・アウヴェスの上下両院議長(PMDB)や、8月に飛行機事故で他界したエドゥアルド・カンポス氏(PSB)ら州知事経験者4人の名前もある。

一方、ペトロロンに関する両院合同の議会調査委員会(CPMI)は18日、マルコ・マイア下議がまとめた、52人を告発する報告書を承認。同下議が先週提出した報告書は誰も告発しておらず、態度を変えたことが注目された。だが、この52人の中に政治家やPB総裁の名前は入っておらず、野党側は別の報告書を検察に提出した。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Edilson Rodrigues/Agência Senado)
写真は12月17日、ブラジリア。議会に提出された書類を手にするカルロス・サンパイオ議員(PSDB)

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