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ボウソナロ議員の「レイプするほどの価値のない女」発言、「プログラマ・ド・ジョー」でもひと騒動

ジョー・ソアーリス

(12月)9日にジャイール・ボウソナロ下院議員(進歩党・PP)が議会の席でマリア・ド・ロザリオ(ホザーリオ)下議に行った「あなたはレイプするほどの価値のない女だ」という発言。

この発言は、下院の倫理委員が懲戒処分をめぐる話し合いを求める事態にまで発展しているが、この話は思わぬところにも飛び火した。

飛び火した場所は、グローボ局の深夜の名物トーク番組「プラグラム・ド・ジョー」だった。17日未明の放送中、観客席から、「ヴィヴァ・ボウソナロ!」という声があがった。

これを耳にした司会のジョー・ソアレス(ソアーリス)は「今日、会場に(パウロ・)マルフでも来てるの?」と、ボウソナロ氏の党の上司で、数々の汚職で有名な元サンパウロ市長の名をあげた。

すると、掛け声をあげた若い男性が手をあげ、ボウソナロ氏の立場の代弁を試みた。男性はボウソナロ氏の言葉は文脈を無視して取り上げられているとした上で、「僕には彼が意図しようとしたことがわかる。ボウソナロ氏はレイプ犯に科学的去勢を試みる法案を立ち上げた人物だ。だから弁明したくないんだ」と語った。

それを聞いたジョーが「これまでの長い人生でいろんなばかばかしい冗談を聞いてきたけど、今の話はボウソナロ本人を上回るばかばかしさだよ」と返すと、会場は総立ちになり、ジョーに大喝采で応えた。

この前日の16日には、SBT局のキャスター、ラケル・シェヘラザーデが、ジョーの前で反論した青年と同じ理論でボウソナロ氏の擁護を行っている。また、ボウソナロ氏自身も、「(マリア下議に)”強姦魔”と呼ばれたお返しだ」と主張している。

だが、先述したように下院の倫理委員会が懲戒免職を視野に入れているほか、連邦検察庁も同氏の発言は「レイプを刺激するもの」として告発する事態にまで発展している。

ボウソナロ氏はこの問題以外にも、2011年にテレビ番組内で「私の家庭は教育がしっかりしているので、息子が黒人女性と交際したり、同性愛に走ったりするようなことはない」と黒人女性歌手を相手に発言し、人種差別、同性愛差別と解釈されて議員罷免を求められた経験を持つ。今回の発言も「またか」と受け止められている風潮が強い(17日付「R7」サイトなどより)。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Reprodução/「Programa do Jô」/TV Globo)
TVGloboのニュース番組「プログラマ・ド・ジョー」は日本ではTVグローボインターナショナルで放送中。視聴問い合わせは03-4510-0770まで)

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