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須賀紗彩さん、リオのカーニバルで花形ダンサーとして活躍

須賀紗彩さん

(ブラジル)「リオのカーニバル」のトップ・リーグ、グルッポ・エスペシャルが15日から2日間に渡ってカーニバル会場「サンボドロモ」で開催され、初日の夜、どしゃ降りの雨をものともせず、小柄な日本人女性がパシスタ(花形ダンサー)として華麗な舞を披露した。

日本の「自由の森学園サンバ音楽隊」から参加した身長145センチの須賀紗彩さん(24、埼玉)が、エスコーラ「マンゲイラ」に出場した。

須賀さんがマンゲイラのパシスタとして出場するのは、昨年に続き今年で2回目。

同チームは1928年創立で、現存するなかではポルテーラ(23年)に次いで最も古いものの一つ。18回の優勝経験を持つ伝統のあるチームで、パシスタとして踊るのは簡単なことではない。出場する4500人の中で、パシスタはわずか70人。「衣装がもらえる直前まで本当に出られるか分からない」と話す。

日本では出身校の「自由の森学園」(埼玉県)の高校生主体のチーム「自由の森学園サンバ音楽隊」の指導者として、浅草カーニバルにも毎年出場、昨年は花形ダンサー「打楽器隊の女王」役を務めた。

サンバと出会ったのは高校3年生の頃。5歳からクラシックバレエを練習してきたが、高校に入ってからは練習に身が入らず、踊りからも足が遠のいていたという。

そんな時、「サンバ」の授業をきっかけに新しい世界にのめり込んだ。「サンバは私の人生。これと出会っていなかったら、今頃生きているかすら分からない」。

本場伯国でサンバを踊る須賀さんには、「サンバの本質を理解して欲しい」という日本に届けたい想いがある。衣装の派手なイメージだけが先行する日本でのサンバに対し、「サンバは飽くまで音楽がベースにあって、一つの歌をチームで共有するもの。歌を伝える為にパレードをする」と熱く語る。

堂々たる踊りを披露する須賀さんだが、小柄な身長からダンサーとして信じてもらえないことも。「小さいからといって諦めたくない。信じてもらえないならその場で踊って分からせる」と語り、「注目されることより真面目にやることの方が大事。コツコツまじめに踊りたい」と話した。

「サンバを教えてくれた先生や練習に取り組む母校の生徒に感謝の気持ちを込めて踊りたい」と今回の出場への想いを語った。

(写真・記事提供/ニッケイ新聞)
リオデジャネイロ市、サンボードロモで行進を控える須賀紗彩さん

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