JICA横浜海外移住資料館で「連れもて行こら 紀州から! 世界にひろがる和歌山移民」開催

JICA横浜海外移住資料館では3月8日（日）から特別展示「連れもて行こら 紀州から! 世界にひろがる和歌山移民」を開催する。

和歌山県は、全国で6番目に多くの海外移住者を送り出した移民県とのこと。ハワイ、アメリカ西海岸、カナダ、オーストラリア、ブラジルなどへ向けて、多くの和歌山県人が海を渡ったという。

移住者たちは移住先で稼いだお金を故郷へ送金し、当時の地域経済を支えると同時に、移住先では、その国や地域の漁業、農業その他さまざまな分野の発展に尽力し、貢献を果たした。

そんな和歌山県民が、どのような理由で世界各地へ移住し、新天地ではどのような生活をして、故郷や移住先国にどのような貢献を果たしたのか。和歌山県移住者とその子孫たちの、海外における貢献などを紹介する。

展示がはじまる初日の3月8日（日）にはオープニングイベントとして15時～15時半に和歌祭御船歌のデモンストレーションも開催される。

なお、展示のタイトルにある「連れもて行こら」とは、「一緒に行こう」の意味とのこと。

JICA 横浜 海外移住資料館　 企画展示室
入場無料
神奈川県横浜市中区新港 2-3-1
Tel: 045-663-3257
10:00～18:00（最終入館 17:30）月曜休館 月曜が休日の場合は翌火曜休館
http://www.jomm.jp/events/index.html#ikora

（文／麻生雅人、画像提供／JICA 横浜 海外移住資料館）