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英「エコノミスト」誌、泥沼化するブラジル経済を揶揄

英エコノミスト

英「エコノミスト」誌がカバーイラストで、泥沼化するブラジル経済の様子を揶揄。早々、ブラジルのメディア(「エスタダォン」2月26日づけ)が紹介した。

同国の経済の現状をレポートしたのは同誌の南米版。ブラジルでは2月26日(木)に路上のキヨスクで販売された。

ブラジルを象徴しているかのようなサンバカーニバルのダンサーが、どろどろの沼にはまって身動きがとれなくなっているイラストが表紙に掲げられた。ただし、同誌の他国版は、ブラジルのことを扱ってはおらず、異なる表紙になっている。

南米版の同記事ではブラジルは「1990年代の初頭以来、最大の混乱」を迎えていると記しているという。

同誌は、景気後退とインフレによる脅威に加えて、ひ弱な投資、ペトロブラス贈収賄事件などもブラジル経済が抱える問題になっていることを指摘している。

2014年10月に行われた大統領選挙の選挙演説でジウマ大統領が雇用や所得の増加について述べたことを挙げ、「新たに任務に就いて2か月足らずでブラジルの人々はそれが嘘だったことを知ることになった」という言い方をしているとのこと。

また第一次ジウマ政権がこれまでとってきた”国家資本主義”ともいえそうな政策も批判。「エコノミスト」誌は2012年ごろから、中国、ロシア、ブラジルが現代の国家資本主義の国と指摘していた。

財務相にジョアキン・レヴィ氏を迎えたことについては、この人事はジウマ大統領自身が過去の政策の誤りを認識した結果だろうと述べているという。そして同紙は、ブラジルが持続的な成長を遂げるための処方箋として、「時代遅れの労働法の改正」、「税金の簡素化」などを提言しているとのこと。

コラムでは、BRICsの他の国との比較も触れているが、その中では、確かにブラジルは問題を抱えているが、ロシアほど深刻ではないとも述べているという。記事は、「そうは行ってもブラジルには多種にわたる民間の大企業が数多く存在しており、なにより強固な民主主義を維持している国家である」と語っている。

(文/加藤元庸)

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