カテゴリ : 社会
2015年 03月 3日 14:01
2016年にリオデジャネイロで開催されるオリンピックでセーリング競技などの会場になるグアナバラ湾で2月24日(火)、数千匹の死んだ魚が浮いているのが見つかった。現地メディア(「G1」、「オ・グローボ」2月24日づけ)が伝えた。
その前日の23日(月)、リオ州のルイス・フェルナンド・ペザォン知事は、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、現在、汚染の46%がとりのぞかれていると報告したばかりだった。
知事は、現時点での汚染除去は46%で、最終的に汚染を取り除けるのは80%だろうと報告していたという。
丁度この週、IOCのメンバーが来伯しており、リオ州政府及びリオ市政府との会合を持っていた。
リオ州環境研究所(INEA)によると、魚が浮かんでいたのはグアナバラ湾のカナウ・ド・フンダォン(フンダォン島と陸(マレー地区近辺)の間、陸側は州道71号線(通称リーニャ・ヴェルメーリャ)に沿っている)で、魚はサヴェーリャ(大型ニシン)とのこと。研究所は水のサンプルを採取したが、調査結果は7日に判明する予定だという。
(文/加藤元庸、写真/Mario Tama/Getty Images)
写真は2月25日、グアナバラ湾に浮かぶ魚
■関連記事
・南部美女が勢ぞろい! ミス・サマーガール(ガロッタ・ヴェラォン)2015が決定。最終選考キャットウォーク写真集
・2015年サンバカーニバル、美女ダンサー・パフォーマー写真集 ポルトアレグリのエンサイオ「ムアンバ」編
・高齢者人口が増加傾向のブラジルで、高齢者向けサービス業に注目集まる
・続くトラック運転手の道路封鎖ストライキ。ガソリン料金の引き上げで影響を受ける農業従事者や小売業者も連帯
・史上初、リオ五輪は聖火台が2台に!? リオ五輪組織委員会が検討。8月にIOCが協議か